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じいやんの日記

備えあれば? 

2016年05月10日 ナビトモブログ記事
テーマ:日記

2000年度から厳しくなった耐震設計基準(新基準)をクリアーした木造設計の住宅の内、約50%の建物が崩壊しました。
そうです、熊本県の調査で明らかになりました。
私の友人が、2007年ごろに築40年の建売住宅を全面的に建て替えました。
本人は終の棲家にするために、バリアフリーは当然ながら、老後をゆったりと過ごすために、色んなアイディアを基に自由設計をしました。
住宅会社が色々と難色を示したそうですが、本人は私達仲間に「金さえ出せば、なんとでもなる!」と自慢げに話していました。
窓の大きさ等一番の自慢でした。
しかし、東北地方太平洋沖地震(2011年)が発生した際に、家がかなり揺れたようで、しかも、至るとこれに亀裂か入ったそうです。
住まいは我が家から、1Km程度離れた所で周りに家は、揺れはしたけど、家屋そのものはほとんど異常が無かった地域です。
なぜ彼の家だけが・・・
原因は、無理な自由設計で、耐震構造上、無理な設計だったと、住宅業者に言われたらしい。
その後、本人の怒りは、「なぜ、専門家として設計を無視した要求を断らなかった!」と散々もめた。
最終的には、新耐震基準の為にかなりの部分を400万円以上をかけてリフォームして、仲間に「わが家の耐震補強工事」を自慢していた。
(窓の大きさがそのままで真ん中に柱が入ってます)
結局は、自分勝手な思い込みと、自信過剰、自慢話好きが講じた、一件だった。
そんな話を思い出しました。
全ての基準は「一定の目標値を設定して・・」をクリアーするためのものです。
原子力発電所の防災対策や津波用の堤防もすべてが、想定した目標値をクリアーするものであって、どんな場合にも対応できるものではありません。
震度6程度なら・・・が基準でしょう。
神話になってる新幹線の事故対策・・・
確かに踏切はありません。
それでも・・・事故は起きます。
物には限度があるのは当然ですね。



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