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昭和2年生まれの航海日誌

霜の朝 

2016年02月03日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し


 朝起きるなり”節分”だ、と小声で叫んでみた。
 グランドゴルフがある、お天気はと窓の外を
みた。広場の草原が一面に白く光って見えた。

 犬を連れて、家をでると、かなりの霜だ。
芝生より、青草のほうがしっかり霜をうけている。

 昨夕は、曇りで霜は予想できなかったのだが、夜分は
相当に冷え込んだに違いがない。

 霜をみると、決まって田舎で過ごした小学生の頃を思い
出さずにはおれない。

 この霜が雪ならもっと良いのだがなあ、と子供たちは
言いたかった。
 刈り取られた稲田には薄氷が張っていた。
 ゴム靴でバリバリと音をさせ、横切って学校へ行ったものだ。

 節分、夜は豆まきをすまし、家族揃って自分の歳だけの
まめを頂き、一粒を頭越しに後方に投げた。
 いい年が越せますように!

 祖父母、父母、兄弟全員が揃って台所に座っていた。
 あれから、80年か、父も、母も、兄弟も二人が他界。
 今、 豆をを掌に受けるとあの時の顔が浮かんでくるがな。
 もう、自分の歳だけ煎り豆が食べられたものではない。
 それより、お前もボチボチ準備はしておけよ、と言う声が
聞こえてくるようだ。
 母さん、あなた「106歳」だったんでしょう。
 ワシ”も卆十”までは頑張るよ!
 anis もそうさせる。

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