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のびたの日記

越前裁きの しばられ地蔵尊を訪ねる 

2015年11月09日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



先日 水元公園に行った時 近くに しばられ地蔵さんがあるので 寄り道した
お寺さんは 南蔵院 そこに石の地蔵さんがぐるぐる巻きにされている
あの有名な大岡越前守の逸話に出て来る 地蔵様で有る
 
元々は江戸の本所に有った寺だが ご本尊共に当地へ移転してきた
現在も 盗難除け 厄除け 縁結び等 あらゆる願い事を聞いて下さると参拝者が絶えない
元禄14年建立 徳川吉宗の時代である
 
毎年12月31日の夜 縄解き供養が行われ この縄はお焚きあげされる
新年の鐘と同時に一番縄が掛けられる その後 信者が願いを掛けて縄で縛って行く
何となくユーモラスで素朴な地蔵信仰の光景でもある
 



 
しばられ地蔵の由来
 
その江戸の享保年間 日本橋の呉服問屋の手代が南蔵院境内でうっかりひと眠りした
眼が覚めると 荷車ごと反物が盗まれてしまった
調べに当たった名奉行越前は 寺の門前に立ちながら何を見ていたのか
 
泥棒の所業を黙った見ていた この地蔵も同罪で有ると縄を打って召し取れと命じた
地蔵はぐるぐる巻きにされ 江戸市中を引き回しの末 奉行所へと向かった
物見高い江戸の野次馬は どんな裁きがあるかと奉行所になだれ込んだ
 
頃を見て越前は奉行所の門を閉じさせ 天下のお白州に乱入するとは何ごとぞ
その罰として反物一反科料を申しつける これゆえ その日のうちに反物の山が出来た
その中から盗品が発見され 盗賊団が一網打尽になったと言う
 
越前守は 地蔵尊の霊験に感謝し 立派なお堂を建立して 盛大な縄解き供養をした
この話が そのまま眼の前に有る ぐるぐる巻きの地蔵様だ
こんな大岡裁きと人情話が 現代にも生きていたら良いなぁと思う
 

 
境内には 水琴窟もあり 耳を当てると それは美しい透き通った音が聞こえて来る
何と済んだ音だろうと 何回もその音色に耳を澄ました
水元公園ウォーキングの おまけの寄り道である
 

 
堤防道路は車も走れるが スピードが出ないよう曲線が多く 小さい凹凸も付けている
そんな道の歩道を遮るように 小さな鐘楼があった
松浦の鐘である
 

 
路地に入ると 野菜の無人販売所があった
遅い時間で何も無かったが 日本人の信頼による無人販売が誇りにさえ見える
ゆずが沢山成っている樹もあった
 



 
今日は下町のうたごえ 東大島文化センターでの開催である
亀戸の会場より狭いが その分 アットホームなうたごえが出来る
皆さんの元気あふれる歌声と 軽快に伴奏する私のピアノがこだまして笑顔が生まれる
 
 
 
     最後までお読みくださいまして有難うございました m(_ _)m
 



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