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兵庫県南部の島

稲刈の頃 

2015年10月09日 ナビトモブログ記事
テーマ:テーマ無し

私の地区では稲刈がもう半分はお終いになったように見える。共同で使えるコンバインも晴れていたら引っ張りだこ。

車で農道を走ると、稲刈りの匂いと、金木犀の匂いが心地よい。我が家で稲刈りをしていた時には、籾を乾燥させるときに、金木犀が香っていたのを懐かしく思う。

先日の講座で、田んぼの畦畔や水路に植えたらと推奨された草があった。匍匐性の草で、草刈りの労働が減ると言う草である。種はそんなに安くはない。
草刈作業は機械を使っても辛い仕事である。これが少なくなると少しはましになる。

20年ほど前までは、草刈りをすると畜産農家が刈った草を集めにきて、牛の給餌とか敷き草にしていたが、現在は草は焼却されることが多い。牛のエサは外国からの輸入品で、これを食べさせないと、牛乳の品質、肉質に関係すると言われ、畜産農家はこの飼料を買っておられるようだ。
TPPの恨み節をもっと畜産農家は言うべきと思う。
淡路島ではかっては沢山の肉牛と乳牛がいた。私の地区で残っているのは2軒だけで、少しの牛を飼っている。畜産農家がどうなるか、TPPの影響と思う。

日本では、「草を食べる牛」の牛乳を飲んで、「草を食べる牛」の肉を食べても、栄養不足にもならないし、健康維持ができないと言うものではない。
遠い外国から燃料を使って輸送して、家畜の飼料を買ってきて、できた牛乳を買い(水より安い)、美味しいと言われる肉(生肉は食べられない)に濃厚なソースで肉の味を消して、美味い、旨いと食べる超贅沢なエコノミック国民。
今ごろ、こんなことをぼやいている私である。



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