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雑感日記

おおさか維新の会 と 橋下徹さん 

2015年10月03日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



 
 ★産経ニュースに、橋下徹さんのこんなインタビュー記事が載っていた。
http://www.sankei.com/west/news/151001/wst1510010071-n3.html
いろんな政治家の中で、インタビューが飛び抜けてオモシロいのが、橋下さんである。
ほかの人たちも、これくらい明快に、ずけずけと自分の想いを語ればいいのにと思う。
 
改めて“引退宣言” 「新党に政治的には関わらず、きっぱり終わりにする」と橋下氏

と表題には書いてある。
記事の中の気になるフレーズは、こんなところかなと思う。

 《記者会見が始まってから約15分。壇上に座る地域政党「大阪維新の会」の橋下徹代表、松井一郎幹事長は、報道陣の質問に応じる中で、次第に維新の党の現執行部に対して批判のボルテージを上げていく。維新の党の松野頼久代表が1日の記者会見で「あまり仲間で悪口を言い合うのはよくない」と、ツイッターなどで維新の党を批判する橋下氏を牽制したが、全く意に介していない様子だ》
全く『意に介していない』のが橋下流で、既に維新の党の松野さんを仲間などとは思っていないのだろう。
 
橋下氏「維新は、地方からスタートした政党。しかし、今の維新の党の国会議員は、まったく地方に目を向けていない。彼らがどれだけ地方選挙をがんばってやっているか。ほとんどやっていないのではないか。・・・・・・・政党交付金として税金をもらうだけの存在だ。僕らは地方の活動をしっかりやって、足腰を鍛えて、地方から国に物申す、国のかたちを変える、それが結党理念の中心だと考えている。
確かに、松野さんたちの動きは、従来の国会議員の動きそのもので、民主党と協働しようというほうに目が向いている。大阪維新の会の結党の精神からは大きく離れてしまっている。
 
−−結党する国政政党の名称に「おおさか」と冠するのは、全国展開の妨げになる可能性も高く、冒険的ではないか。また、平仮名にした意味は
 橋下氏「漢字だと、大阪という地域を指す言葉になってしまう。程度の問題だが、平仮名の方が改革、分権のイメージにつがなるかと思う。・・・・・・僕は大阪府知事、大阪市長をやってきたが、政治闘争をやらないと統治機構は変わらなかった。これは口で言うだけではできない。今の国会議員、地方議員を見ても、口では言うが本気だと感じることはない。
いろんな問題で、政治家は口では言うが、本気で動く人が少ない。だから政治に国民は関心を持たないのだと思う。橋下さんの場合は、間違いなく有言実行なのである。一大阪市長の発言なのに、なぜ全国紙がこんなに橋下さんを追っかけるのか?その内容はともかく『本気』であることは、間違いない。
 
 
 −−橋下さんは5月、大阪都構想が住民投票で反対多数となった際、すっきりした表情で12月には引退すると言っていた。あの時点とずいぶん状勢が変わっているが、大阪市長をやめた後は「おおさか維新の会」に関わりを持つのか
ここはマスコミも、国民も一番の関心事だと思う。 幾らコンセプトがよくても、維新の会から橋下徹さんが抜けたら、それは大した魅力もないように思う。そう思っている人がマスコミも含めて大半だろう。橋下さんが抜けてしまったら、マスコミも『おおさか維新の会』を追っかけたりはしないだろう。
 
「政治的には関わりません。5月にも言いましたが、1人の人間ができることは限られている。僕は僕なりに、自分では手を抜かずにやってきたつもりで、大阪都構想にチャレンジした。住民投票で否決はされたが、その設計図は完成させた。また、既存政党を相手にして中核市の市長選に勝てるような政治グループをつくった。今回、国のかたちを変える、大阪を副首都にするための国政政党をつくる。ここまでやったら、有権者の皆さんが何を言おうが、自分では納得している。12月をもって、政治としてはきっぱりそこで終わりにする」
ここでいう『政治的には』という意味がオモシロい。その辺に橋下さんの『したたかさ』を感じる。国会議員にはならないだろう。と以前から一貫して私は思っていた。橋下さんは『何になりたいか?』が目的ではなく『何をやりたいか?』を常に目指しての行動であった。今後もそのように行動するだろう。
 
 
 −−有権者からすると、選挙に勝てば橋下さんがやるんだというほうがアピールになるのでは  橋下氏「有権者をだますわけにはいきませんから。政党は公器で、個人の持ち物ではない。個人商店の組織は、すぐ消えます。大阪維新の会は、組織になってきています。ただ、法律の顧問をやってくれとか、何かあったときに相談に乗ってくれとか、そういうのは拒みません」
 −−1人の私人になってから、将来的に状勢が変化した場合にどうするかは、今は約束できないか  橋下氏「私人の生活なので国民に約束することはしません」
 −政界復帰も含めてという意味か  橋下氏「そういうことも含めて、私人ですから、まったく自由にさせてもらいます」
一番の関心事について、このように語っている。
『私人ですから全く自由に動く』という=『橋下流の新しい政治への関与の仕方』なのかも知れない。大阪を東京と同じような核にするというのも、全く新しい発想だし、政治に関わって国会議員などになってしまったら、何百人の中の一人になってしまう。
そんな地位とか役職などなくても、『新しいやり方』で世の中を動かせると思っているのだろうと思う。『おおさか維新の党』自体は、従来の政治体制の中にある。その政党が、橋下徹という私人とどのように関わるかは、やり方としてはあるのではないかと思ってみたりする。
 
★来年の1月以降、私人になった橋下さんの動きに深い関心を持っている。
もうあと、3か月後の話だが、果たしてその時はどんな形になっているのだろうか?
 
 

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