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老いてなお
時の流れに身を任せ
2015年08月29日
テーマ:テーマ無し
間もなく終戦日(敗戦日)、たまたま見たTVに大塚、巣鴨、駒込周辺の街並が映っていた。あまりの変わりように感無量。空からの眺めも有ったが、無機質のビル群はまるで墓場の様な感じ。
この辺り一帯も昭和19年米空軍の爆撃機B29による焼夷弾、爆弾での空襲により一面焼け野原、幸いにも堅固な防空壕に入っていたので命拾いした。着の身着のまま、防空頭巾、水筒、乾パン少々のみ。やけどで皮膚がめくれ垂れ下がった人、黒く焼け焦げた人、大きな声で叫んでる人、子供の泣き声、水、水の呻き声、とても怖く震えた。電車、汽車は動かず、ただひたすら線路上を歩き続けたが、途中母親は動けなくなり野宿をした、疲れと喉の渇き、空腹、怖さの為か涙が溢れ止まらなかった。翌朝、父が何処からか水、少々のジャガイモ、さつま芋などを防空頭巾に入れ、もって来たので一息つけた。都心を抜けると畑、田んぼの中に焼けてない家々が見えてきた。水を貰いに寄った或る農家では親切に囲炉裏で焼いたサツマイモを食べさせてくれ、納屋へ泊まらせてくれた。“地獄に仏“と母は涙、涙、お陰で少し体調も良くなり、やっと汽車が動いている所に辿り着き汽車に乗ることができ一路群馬へ。親戚の農家についたのは夜、煮込みうどんを食べ、風呂に入り布団で寝ることが出来た、目が覚めたのは次の日のお昼。バンザイ!!!
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