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雑感日記

お祭りとイベント 雑感 

2015年07月31日 外部ブログ記事
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★ 世の中には『おまつり』と銘打った 『イベント』も確かに多い。
『イベント』 と 『祭り』 をWikipedia で調べてみたら以下のように解説されている 
 現代日本において「イベント」といった場合には、運動会や文化祭などのような大規模な学校行事、花見や誕生日パーティーなど個人的な行事、オリンピック、あるいはサッカーのワールドカップのようなスポーツの大会、万国博覧会などの国家的な行事、などを指すことが一般的である。数あるイベントの中には毎年行われ、すでに風物詩として定着したものがある。春の花見、秋の運動会(体育祭)などはその代表的なものである。イベントはプロモーション(販売促進)のための手段の一つとして行われることも多い。
『イベント』はその大小を問わず、『何のためにそのイベントを実施するのか?』 本来の目的、基本的なコンセプトが間違いなく存在するはずなのだが、『イベント』を重ねているうちに、本来の目的は忘れ去られて、『イベントを開催すること』自体がその目的になってしまっている場合も多いのである。
 
 
★イベントを『祭り』とネーミングすることも多いのだが、『祭り』ついてはこのような解説である。
「まつり」という言葉は「祀る」の名詞形で、本来は神を祀ること、またはその儀式を指すものである。日本は古代において、祭祀を司る者と政治を司る者が一致した祭政一致の体制であったため、政治のことを政(まつりごと)とも呼ぶ。
しかし宗教への関心の薄れなどから、祭祀に伴う賑やかな行事の方のみについて「祭」と認識される場合もあり、元から祭祀と関係なく行われる賑やかな催事、イベントについて「祭」と称されることもある。
 本来『イベント』と『おまつり』は本質的に異なったものだと思っている。
 
★私自身は、何故か若いころから『イベント』にはご縁があって、いろんな催しごとを主催、主宰する立場を数多く経験してきた。
現役時代には、年中『イベントが開催される』二輪業界に籍を置いたこともあって、『レース』『展示会』『ユーザー対象イベント』などなど、直接手掛けてきた。
その最後の時代、1990年代には、『遊び半分ではいい遊びはできない』と『遊びのソフト会社』株ケイ・スポーツ・システムを立ち上げて、『遊び』や『イベント』に本格的に取り組んだりしたのである。
そういう意味では、『遊び』や『イベント』は、『プロの領域』とも云えるし、そのソフト・ノウハウも、いろいろと身に付けていると自負している。
 
そんな観点から、『イベント』と『おまつり』は全く違うものなのに、現在の『イベント』はますます お祭り化してしまって、『本来の目的』が忘れ去られてしまっているように思うのである。
『お祭り』とは、宗教行事の伝統を受け継いでいくものだから、古来からやられている通りにその伝統を守って、同じことを繰り返す『進歩してはイケない』モノなのだろう。 昔のやり方を受け継ぐことに『お祭り』の存在意義がある。
然し、『イベント』には本来の目標、基本コンセプトがあったはずであり、『その実現』のためにどんどん進化させていくべきが本来の姿なのだろう。 その実施方法なども年々効率化されて、予算など縮小されるほうがいいのだが、実質はその逆の場合が殆どなのである。段々と『お祭り化』して本来の目標とは関係ないところで毎年実施されている。
皮肉っぽく言えば、『・・・まつり』と称するイベントが多いのは、自らが進歩を否定しているのではないかと思うし、思考の中にそんな発想は存在しないのである。
 
★『イベント』などは、本来そんなに大したものではないのである。
そのベースになっている基本コンセプトを実現するための単なる『ロケハン』の一つなのに、世の中は完成した映画やストーリーのことを忘れてしまって、その一場面だけを追っかけているのである。
特に、雨が降ると全く価値が半減する屋外のイベントに、一生懸命そればっかりを追っかけるのは、リスクが大きすぎる。もし仮に当日雨が降っても、その価値が半減しないような、そのイベントの前後対策のほうが肝心なのである。
 
★私が住んでいる町、三木にも、『三木金物祭り』と『三木さんさんまつり』という大きなイベントがあるのだが、そのどちらも毎年盛大に行われるのだが、果たして当初の目標は達成されているのだろうか?そのどちらにも、多くの市民の税金は使われているのである。
同時に、三木は本来の伝統の『お祭り』も盛んである。私はそんなに実情に詳しくはないのだが、こちらは地域住民参加型であることは間違いないし、昔からの伝統が守られていると思っている。
 
    
 
そんな状況の中で、今年から『地域活性化』を目標にした 燦々SunSun というプロジェクトを立ち上げて、つい2か月ほど前から、有志の仲間が SunSun 水曜マルシェ なる小さなイベントを立ち上げている。
https://www.google.co.jp/?gws_rd=ssl#q=SunSun+%E6%B0%B4%E6%9B%9C%E3%83%9E%E3%83%AB%E3%82%B7%E3%82%A7
これは既に 8回毎週続けて実施されて、なかなか『いい方向』なのである。別に1円の予算もないし、補助金などはアテにしていない。
この年末に、三木市も肩入れするこの地域の『三木マルシェ』があるのだが、仮にその日が雨になって中止になったとしても、その目的は幾らかでも達成できてる、そんな発想からである。
 
★一度、そんな目で、世の中のイベントなるものを見直す必要があると思っている。
オリンピック競技場の問題なども。今年100年目を迎える夏の甲子園の高校野球大会も。  
高校野球は、なぜ、各県からの出場になっているのか?
県の代表とはいいながら、現状は、特に地方は、野球学校が主力の大会になってしまった感がある。昭和25年(1950年)明石高校で私たちが出場した時は、出場選手14名全員が明石市民だったのだが・・・ 
私の率直な『イベント雑感』である。
 
 
 
 
 
 

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