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独りディナー
おお、ウィーン!
2015年07月26日
テーマ:シニアライフ
疾走するように書き続けたチェコ追想記も、そろそろ終了したので、これから暫くは、おとなしくするつもりでいたのだ・・。
が、又、娘の友人のチェコ・ブログを覗いて見ると、「ウィーンへ日帰り」という文字が、飛び込んできた。
そして、綺麗に洗浄されて白く変貌した、ウィーンの名所旧跡の写真が次々と現れた・・。
しかも最後に、
「来月ウィーンを経由してプラハに来る人がいるから会話のネタのためにもアップデートできて良かった」と、娘との再会を楽しみにしてくれているらしい、一文まであったのだ。
それをきっかけに、娘と過ごしたウィーンでの数日間が蘇ってきた。
子育ても終わって、毎年春休みには一人でウィーンへ、オペラやコンサートを聴きに行っていた頃。
娘が、一度だけ途中参加したことがある。
丁度私の留学していた年齢に近かったので、ちょっと興味がわいたらしく、バタバタと話がまとまった。
通常私は半月位滞在するのだが、後から一時参加した娘の到着する日は、たまたまワグナーの楽劇「トリスタンとイゾルデ」の公演日であった。
ワグナーの作品は、大抵演奏時間が長いので、たしかその日の開始時間は、夕方5時だったと思う。
ウィーンは初めての娘を、まず3時頃に空港まで迎えに行って、それから市内に取って返して娘をホテルに送り届け、そこからオペラ座へ。
事前に、空港タクシーの予約までして、辿り着いたオペラは確かに素晴らしかった。
でも動きの少ないワグナーの舞台には直ぐに飽きてしまい、序曲さえ聴けばもう、早く娘と合流したくて、結局一幕が終わった時点で引き揚げてしまったのだった。
留守番をしていた娘は、早速パソコンの使用手続きなどを済ませて、何やらパソコンを前にして仕事をしていたらしかったが、思いがけず早く戻った私と、早速夕食へ。
最初の夜は、数年前主人とも一緒に行った事のある「チャタヌガ」で、同じスペアリブを食べた。
ここは、私の留学していた40年前からインテリアなども全く変わらない、24時まで営業している懐かしいお店であった。
コンサートやオペラの後、よく皆で連れ立って行った、私には思い出の場所である。
それからの数日間。
音楽にはあまり縁のない娘も、オペラ座で「椿姫」を見たり、楽友協会黄金ホールでランランのピアノを聴いたり、日曜日にはシュテファン寺院へミサにも行った。
クリスチャンではないが、私はオルガンが聴きたくて日曜は教会へ行くのだ。
そして友人に教えて貰ったホイリゲで、娘はワインを味わいながら
「ああ、お酒が飲める様になってから、外国で生活したかったなあ・・」と、しみじみと言っていた。
一応娘は小学生の頃、海外生活の経験はあるのだけど、こうしたワインやビールの現地ならでの美味しさは、相当強い印象を与えたらしい。
ホイリゲでは、チーズやソーセージ、酢キャベツ等、日本のデパ地下で見かける、お惣菜の様な食べ物だけだったのに、余りの本場感がどうやら琴線にふれたらしい。
きっと、来月の新婚旅行では、一年かけて世界一周したという旦那様と、現地在住の友人と、心行くまでヨーロッパの大人の時間を(どんな?)味わってくる事だろう。
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オペラが、楽しくて・・。
彩々さん、こんばんは。
今日の都心も、猛暑だった様ですね。名古屋も、37度とか言って、騒いでいました。
私はこの年になって、もう我慢せずに、文明の利器には可能な限りおせわになっていますが・・。
彩々さんも、ウィーンはやはりお気に入りですか・・。街中をゆったりと観光しても、ワインやビールを呑んでも、十分楽しめるのに・・。
其処に、世界最高峰のウィーンフィルや歌劇場があるなんて、音楽好きには堪えられませんよね。
2015/07/26 20:39:43
ウィーン、わが町、の気分なのです。
ケイコさん、こんばんは。
コメントありがとうございました。
ウィーンなんて、家族の中で私一人が夢中になっていましたが、娘が参加しようかな、と言ってくれた時は嬉しかったです。
その時の印象が良くて、新婚旅行でも行く、と聞いて「ウィーンはわが町」位に思っている母親は、浮かれています。
音楽好きには、やはりオペラと、ウィーンフィルですね。
2015/07/26 20:30:35
年季の入った舞台はいいですね。
吾喰楽さん、こんばんは。
昨今の吾喰楽さんは、すっかり芸能世界の常連さんですね。
私は、落語には疎いですが、さすがに小三治師匠の名前は知っています。
芸能は、(芸術も)年季の入った人の舞台は、ともかく面白いですね。
来週は、娘の結婚式です。ご推察通り、吾喰楽さんの奥様の七回忌と重なっています。
結婚式自体は、ずーっと好みではありませんでしたが、いよいよとなると楽しみになってきました。
2015/07/26 20:27:02
お暑うございます
今日はクラクラするほどの厚さです。
新婚旅行に向けてお嬢様も体調に変化は
ございませんか?
元気で行って帰ってこられますように!
それにしても憧れの地を二人で旅する
なんてイイですねぇ。
私も、もう一度、行くなら?
と、聞かれたら歴史の中を歩いているような気持ちになるウィーンが好きです。
プロフのハプスブルク家の双頭の鷲も
もう一度、見たいです。
2015/07/26 14:59:51
こんにちは。
プラハと言えばスメタナ、ウィーンと言えばクリムト
ぐらいしか浮かんでこない私ですが、シシーマニアさ
んとお嬢さんとの思い出話は楽しいですね。
お嬢さんのご結婚が近いとか、おめでとうございます。
2015/07/26 14:01:06
いよいよ
こんにちは。
国立演芸場で、開場を待っているところです。
今日のトリは小三治師匠です。
いよいよ、お嬢さんの結婚式が、近づいてきましたね。
おとなしくする必要はありません。
大いに、お嬢さんとの思い出に浸ってください。
文字に書くと、思い出の蘇り方も違うと思いますよ。
2015/07/26 12:10:43