メニュー

最新の記事

一覧を見る>>

テーマ

カレンダー

月別

映画が一番!

太平洋の奇跡 −フォックスと呼ばれた男− 

2015年07月12日 ナビトモブログ記事
テーマ:戦争映画

映画ファンの皆さん、おはようございます!

今日の映画紹介は
「太平洋の奇跡 −フォックスと呼ばれた男−」。
BS日テレで2015年7月12日(日)20:00〜放送。
2011年2月に観た時の感想文です。

実在の日本人、大場栄大尉の実話を映画化した戦争ドラマ。
原作はドン・ジョーンズの長編実録小説の
『タッポーチョ「敵ながら天晴」大場隊の勇戦512日』。

太平洋戦争末期。1944年6月。大場栄大尉(竹野内豊)は、
北マリアナ諸島サイパン島へ送られる。
島を死守することが43師団守備隊に課せられた使命。
だが、この時点で既に日本の劣勢は明らかだった。

アメリカ軍の圧倒的な軍事力に対して、
非力な日本軍も、持てる力を振り絞って抵抗を試みる。
大場隊も突撃するも一人一人と倒れていくだけだった。

玉砕を覚悟した大場だったが、死体の中に隠れ、
“生きる”ことへの執着心を知る。

彼は上官を失った兵士、民間人や
一匹狼の一等兵、堀内(唐沢寿明)と手を組み、
総勢47名でサイパン島の最高峰タッポーチョ山に潜み、
アメリカ軍への抵抗を続けていく。

一方、4万5,000人のアメリカ海兵隊は
島の占領宣言をする。海兵隊の一員で
日本への留学経験のある
ハーマン・ルイス(ショーン・マクゴーウァン)は、
一抹の不安を感じていた。

アメリカ軍はたった一つの部隊に
翻弄されていることを知り、部隊の指揮官を
“フォックス”と呼ぶようになる。

”フォックスが攻めてきた”
”奴は魔術師なのか?霧に消えるのを見ただろう!”
”奴らが死にたいのなら、喜んで殺してやる”

”日本兵は命がけで戦う、
甘く見てはいけません”オオバ大尉は必ず使命を貫く”。

本作は、日本側が平山秀幸監督
アメリカ側がチェリン・グラック監督。
特撮撮影を尾上克郎監督と
三人の監督で構成されていて、
両軍それぞれの目線で描かれいます。

2006年のクリント・イーストウッド監督の
『父親たちの星条旗』、『硫黄島からの手紙』を
思い出しますね。
二部作にせず、一つにまとめて編集してあるので、
時間的に内容を描き切れないところがありますが、
過去の大戦でこの様な人物がいたのだと再認識しました。

P.S
集団自衛権の行使を認める「安保法案」の
審議が大詰めを迎えています。
平和ボケと言われていますが、
戦争する国へ、又なるのではと心配です。



拍手する


コメントをするにはログインが必要です

今、そこにある戦争

yinanさん

SOYOKAZEさん、おはようございます!

事実に基づく話とありますから、実在の人物だったのですね。
頑張った無名の戦士はまだたくさんいたのでしょうが。
大場大尉をちょっといい人間に描き過ぎていたように思えました。
赤ん坊に未来を託すラストシーンは良かったです。

戦争をしない、自衛隊でも自殺者は多いようです。
今の時代はハイテク兵器なので
相手を見ないで殺傷できるので怖いです。

もっとも、イスラム国の兵士みたいに
無差別に殺す人間もいますから、人間とは判らない生き物ですね。

2015/07/13 08:39:08

これは観ました

さん

yinanさん、おはようございます。

こんな兵士がいたのかと、私も思いました。
物語りならよいけれど、本当の戦争は絶対避けなければなりません。

戦争とは国の名で合法的な殺戮を行うことです。
人の命ほど尊いものはありません。
戦争は哀しみと憎しみしか生みません。
戦地から帰った若者は、精神に重い病を抱えたりする者も多いと聞きます。

話しが飛んでしまいましたね。^^;

2015/07/12 10:01:56

PR







上部へ