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雨でも木曜日でも　会場は笑顔がいっぱい　

2015年06月19日
テーマ：テーマ無し

私の夢であった　うたごえを自分で企画をして運営する　その名は　あかとんぼ
参加される皆さまも　歌えることが嬉しく　あたたかさに溢れる　ここが好きと言われる
そんな皆様に支えられて　早や５年目に入った
 

 
亀戸文化センターのホールは駅にも近く　人気でなかなか思った日が確保できない
半年先の会場抽選申し込みは　月に３回まで可能である
ただ　いずれも複数の申し込みとダブり　運が良ければ３回取れ　悪いと全部外れる
 
今月は前年１２月に申し込んで　全部外れ　数少ない空いている曜日に入れた
水曜日開催に絞っているが　木曜日開催は５年目にして初めてである
折しも雨予報　多分外に出るのも避けるのではないかと懸念はしていた
 
人数に関係は無く　集まって頂いた方が　楽しく歌って笑顔が浮かべられたら良い
そうは思いながらも　だんだんと多くの方が入ってくると　これもまた素直に嬉しい
始まって見れば　会場いっぱいの　いつもの姿に溢れていた
ネットのプロ友は　鎌倉　横浜　埼玉　光が丘と遠くからでも参加して貰える
 


 
皆さまとはほんの短い言葉しか交わせない　それでも優しく微笑んてくれる
あの方　この方　そんな皆さんの顔を見れるのが嬉しい
今回　初めて参加しますと電話があった方　どこかに居られただろうか
 
リクエストも童謡から　歌謡曲までさまざまである
たんぽぽ　の歌があれば　８６歳の男性に前へ出て貰い　手話を一部分教えて貰う
会場の皆さんも　この方の手の動きをまねて一斉に歌いながら動作する
 
聴覚の不自由な方と話せるし　もし自分が声を失った時に　手話で会話が出来る
無いとは思うけれど(笑)誰かと　少し離れた距離でも秘密の会話も出来るねと私が言う
曲の解説などは時に真面目に　時に脱線させて笑わせる
 


 
休憩時に男性から　若い二人　のリクエストを私が受けた
再開してから　あれっ　二人は若い　かな？なんて思い　皆さんで歌った
私のリクエスト　若い二人　と改めて言われ　そうでしたね　皆さん大笑い
 
若い二人　も　二人は若い　どちらも言葉が同じで　ただその重さがどちらにあるかだ
この歌は　ドドンパのリズムで有ったことを覚えている
こんなエラーは毎回あって　これも笑いの一つにしてくれる　のびたワールドでもある
 


 
アメージンググレイス　この歌の背景は黒人奴隷の姿がある
そんなに古い時代で無く　アフリカから　黒人が獣のように拿捕され売り買いされた
そんな話をかいつまんで説明したら　今朝はアメリカの黒人教会で無残な乱射事件だ
 
惜別の唄　島崎藤村の作詞　藤村と言えば木曽・馬篭　木曽と言えば信州と誰でも思う
実際には馬篭は岐阜県の中津川市に近く　住民の生活はこちらに頼ることが多い
岐阜に在籍したい　馬篭は信州だよ　こんな駆け引きの末　投票で岐阜に編入された
 


 
さくら貝の歌　淡い初恋の様な名曲で有り　リクエストも多い
私の中学の終わり頃　女生徒から　房総・保田の海岸で拾って来たのと小箱を渡された
でも情緒に欠ける私は　有難うと受け取ったが　しばらく飾って棄ててしまった
 
それっきりの想い出であるが　今なら悪いことしたなぁと思うんですよと皆さんに話す
皆さんも　こうした話でも笑って聴いてくれるが　これは本音である
時には私の田舎暮らしの小学生の頃　電気もガスも水道も無かった想い出も話す
 

 
こうして　下町のうたごえは　笑いに包まれながら　私のトークとピアノ伴奏で進行する
遠くへ行きたい　この曲は私がピアノの練習曲に選んだ曲である
ただのドレミの配列の練習曲では魅力は無い　いきなりこの曲で毎日練習した
 
３０過ぎのことである　習いに行くのも嫌だ　人に教えて貰うのが嫌いなのである
パソコンも中国語も　自己流で覚えた　オルガンも弾いているうちに曲になってきた
一つをある程度マスターすると　次の曲を引きたくなる　これで幅が拡がる
 
皆さん　ピアノは誰でも出来ますよ　何と言っても　叩けば綺麗な音が出ます
他の楽器では　音を出すだけでも大変　それに指を多方面に使う
だから　いつでも始めて下さい　皆さんが笑う　多分　無理だよ　そんな感じだ
 
私だって　今　ピアノを弾いていることが不思議である
弾けるなんて思ってもいなかった　それがこうして多くの方の歌の伴奏が出来る
ボランティアでも　皆さんが待っていてくれる　支えてくれる皆さまが居る　幸せな自分
 
 
　　　　 最後までお読みくださいまして有難うございました m（_ _）m
 



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