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映画が一番!

ミリオンダラーベイビー 

2015年06月10日 ナビトモブログ記事
テーマ:ドラマ

映画ファンの皆さん、今晩は!

隣国の韓国でMERS感染者が増えています。
死者も増えているので、
日本への感染が心配です。

今日の映画紹介は「ミリオンダラーベイビー」。
BSプレミアムで2015年6月12日(金)13:00〜放送。
2005年6月に観た時の感想文です。

アカデミー作品賞、監督賞、主演女優賞、助演男優賞に
輝いたヒューマンドラマ。

トレーラー育ちの不遇な人生の中で、
自分がひとつだけ誇れるのは、ボクシングの才能だけ。
その思いを胸に、ロサンゼルスへやって来た31歳の
マギー(ヒラリー・スワンク)。

彼女は、不器用なあまり、家族にも教え子にも去られた
ボクシングジムのかっての名トレーナー、
フランキー(クリント・イーストウッド)に
弟子入りを志願するが、

フランキーは”女性ボクサーは取らない”と言って
マギーを追い返してしまう。

フランキーの旧友でジムの雑用係で
元ボクサーのスクラップ(モーガン・フリーマン)が
彼女の素質を見抜いて同情したこともあり、
毎日ジムに通い続けるマギーの熱心さに根負けして
トレーナーを引き受けるフランキー。

彼の指導のもと、めきめきと腕をあげたマギーは、
試合で連勝を重ね、
瞬く間にチャンピオンの座を狙うまでに成長。

歳の違いはあるけれど、二人とも不幸な家庭環境と
孤独な生活を送っていた。
人生の負け犬同士が、お互いに支え会い絆を深めていく。

前半は「ロッキー」風のよくあるボクシングの
サクセスストーリーかと思ったら、
後半が…・…、これで見事なヒューマンドラマに
なっているのですね。

もう一人の登場人物がフランキーの唯一の友であり、
マギーにハートのあるボクサーの素質を見出す
スクラップを演じて4度目のアカデミー賞候補で
ついにオスカーを受賞したモーガン・フリーマン。

彼を「語り部」として物語は展開していくのですが、
いぶし銀の演技とはこのことでしょう。

アァ〜、そうだぁ〜、
もう一つ大事なキーワードがありました。
ケルト語の「モ・クシュラ」です。
この言葉の意味がこの映画の全てです。
その意味は…?ラストシーンには驚愕しました。
考えさせられる映画でした。

製作・監督・音楽はクリント・イーストウッド。
2004年制作。
原題は「MILLION DOLLAR BABY」。
 



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ラストは

yinanさん

SOYOKAZEさん、おはようございます!

「モ・クシュラ」の意味は「君は私のすべて」。
家族にすら愛情を見せた事のない不器用な年老いた
フランキーの愛情表現でした。

ラストシーンは半身不随になったマギーの
尊厳死について、問いかけています。

2015/06/13 08:17:19

ラストが気になります

さん

女性のボクサーとは珍しいお話しですね。

モーガン・フリーマンは味があって、好きな役者さんです。

驚愕のラストシーンと「モ・クシュラ」
気になります。

2015/06/11 08:06:02

中身が濃いかったです

yinanさん

明かりさん、おはようございます!

この映画が公開された時、イーストウッドは74歳。
でも、マルチタレントで何でもこなしています。
すごいですね〜!

この映画のフランキーの生き方は
彼の人生哲学でしょうかね。
賛否両論のラストも含めて。

2015/06/11 07:49:29

よい映画

さん

はい、よい映画でした。だってまたもやこの男優二人のコンビ。
でもこの映画では、やはりイーストウッドがいてこそかと。
そうでした、ラストが・・衝撃でした、無情感が残りました。

2015/06/10 20:15:26

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