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部落問題学習会に出席。。。映画ある精肉店のはなし、そして、水平社宣言!!! 

2015年06月07日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

昨日、
部落解放と人権尊重への道を学ぶ学習会に参加しました。
そこで上映された、
ドキュメンタリー映画「ある精肉店のはなし」 
http://www.seinikuten-eiga.com/

は、大阪の精肉産業に従事する人たちとお客さんの交流を丹念に描いていました。
その中で、語られた
「水平社宣言」を改めて読み考えました。
http://www1.mahoroba.ne.jp/~suihei/index.html

水平社宣言

 全国に散在する吾が特殊部落民よ団結せよ!長い間いぢめられて来た兄弟よ、過去半世紀間に種々なる方法と、多くの人々によってなされた吾等のための運動が、何等の有難い効果をもたらさなかった事実は、それらのすべてが吾々によって、又他の人々によってつねに人間を冒とくされていたばちであったのだ。そしてこれらの人間をいたわるかのごとき運動は、かえって多くの兄弟を堕落させた事を想へば、この際吾等の中より間を尊敬する事によって自ら解放せんとする者の集団運動を起こせるは、むしろ必然である。

 兄弟よ、吾々の祖先は自由、平等の渇仰者であり、実行者であった。ろう劣なる階級政策の犠牲者であり男らしき産業的殉教者であったのだ。ケモノの皮はぐ報酬として、生々しき人間の皮をはぎ取られ、ケモノの心臓を裂く代価として、暖かい人間の心臓を引き裂かれ、そこへ下らない嘲笑の唾まで吐きかけられた呪はれの夜の悪夢のうちにも、なほ誇り得る人間の血は、涸れずにあった。そうだ、そして吾々は、この血をうけて人間が神にかわろうとする時代にあうたのだ。犠牲者がその烙印を投げ返す時が来たのだ。

 殉教者が、その荊冠を祝福される時が来たのだ。吾々がエタである事を誇り得る時が来たのだ。吾々は、かならず卑屈なる言葉と怯惰なる行為によって、祖先をはずかしめ、人間を冒とくしてはならぬ。そうして人の世の冷たさが、どんなに冷たいか、人間をいたわる事が何であるかをよく知っている吾々は、心から人生の熱と光を願求礼賛するものである。

 水平社は、かくして生まれた。人の世に熱あれ、人間に光あれ。

      大正十一年三月三日    全国水平社創立大会


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
以後、
私の体験を言いますと、
昭和44年、当時、
住井すえさん原作の映画「橋のない川」上映運動が各地であり、
そのことで、女子生徒二人から、部落問題について質問され、

教師に成って間のなかった私は、オタオタして、
まともに答えられずに、
一人の女子生徒が、顔を真っ赤にして、その場を離れて行きました。


これは、アカン、と、職場の先輩教師に相談して、
ある同和地区で、毎週金曜日の夜、隣保館で開かれていた、
八八部落研(八幡・八日市の部落問題研究会)で5年間学習し、
私の眼が見開かせ、
地域のおばちゃん・おっちゃん・青年・教師と交流し、
部落問題や差別、人間の生き方、世界観を
学び考える機会を頂き、
以後の教師生活や定年後の自分の生き方に、
決定的な影響を与えて、頂きました。


その私が考えますのに、
この水平社宣言は、素晴らしい人権宣言でありますと共に、
個々の人間に、生き方への示唆を多く含む内容だ!!!
と、思います。
地域のおばちゃんが、私に言って下さった言葉
「先生は、本音を喋る先生でありいや!」
は、以後の私に大きな影響を与えました。


このブログのあちこちに、人権尊重を訴えて居ますのも、
八・八部落研の影響、おばちゃんの言葉です。

以後、ブログで、人権尊重・人間尊厳について、
書いて行きます。
きょうは、
映画をいつか見て頂きたいと、言うことと、
水平社宣言をじっくり読んで、意味することをお考え下さい!!!

ということを、切にお願いして、この号は、ひとまず閉じたいと思います。
                      m(_ _)m

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