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流老記

時を駆ける中年。 

2015年05月29日 ナビトモブログ記事
テーマ:テーマ無し

予報通りに
昼過ぎから雨。

ベランダの紫陽花が
ひとつふたつ花を開いた。

昼前にカメラマンからメール。

今晩、銀座で同窓会をやるから
そのつもりで、だと。

20年も前に潰れた代理店の
スタッフと仲間たちが集まるらしい。

そのときの社長も来るし、
当時、
お前と噂になってたA子も来るから
参加しない訳にはいかないだろう、
と決めつける。

過去の記憶を辿ると
井上陽水の
リバーサイドホテル、が聞こえてくる。

徹夜明けの仕事を終え
激しい恋愛感情などない
成り行きのひとときを過ごした、のは事実で、
後を引きずることもなかった、はずだが
ただ、陽水の歌だけが思い出される。

指折り数えれば
A子もすでに五十を越えている。

いまさら
どんな顔をして会話ができるものか…

具合が悪いので行かない。
みんなによろしく、と返信。

時間を…
過ぎることで傷を癒すときと
止めたままでいたほうが良いときと、
都合のよい使い方が
できる歳になってしまった。

今夜は
リバーサイドホテルを聴きながら
薄い珈琲と煙草の煙で
止めた時間を想い出してみようか。



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ハナコおばさん

根無草さん

お帰りなさい。

この季節、
信州は煌めく緑の王国となり
爽やかな日々でしたでしょう。

2015/05/30 22:51:00

こんにちは

ハナコおばさんさん

一週間、ふるさと信州へ行ってきました。
善光寺は子供の頃からの遊び場でした。

時間を止めたままでいたほうが良いときって、ゼッタイありますね。
特に思い出のある人とは……

2015/05/30 17:06:32

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