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たかが一人、されど一人

何がそんなに嬉しいのか 

2015年05月29日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

株価高騰で上場企業の株式総額が27年ぶりにバブル崩壊膳の水準を上回ったそうだ。昨日のテレビを観る限り鬼の首でも取ったよな燥ぎようである。日本の景気が良いと言いたいのだろう。果たしてそんなに喜ぶほどのことなんだろうか?株式投資と縁が無いから僻みかもしれぬ。外国旅行とも縁が無くなり、世界経済のことことなんかチンプンカンプンだからどうでもいいような話ではあるが、通貨安のデメリットは余り真剣に扱われない。株高の一方で円安と言う奴が進行して、一時80円程度だった我が国の通貨が125円近い安値になってしまっている。外国でどのように受け止められているのか確かなところは知らないが、恐らく外国人は喜ぶ筈だ。これまで1万ドルしていた日本車が為替の変動だけで8千ドルで買える理屈になるかもしれない。計算がが正しくないにしても日本製品の大バーゲンに違いはあるまい。売り手の日本からすれば、嘗て1万ドルで売れていた商品が8千ドルにしかならないと言うのに、嬉しそうな顔をする経営者の気が知れない。また全国各地に外国からの観光客が増えるのも当然だ。100ドルしていたホテルが80ドルで泊まれるのはかなりの割安感の筈だ。お陰で日本国民は外国人様を歓迎する傍ら小さくなっていなけりゃならぬみたいだ。3年か4年前まで80ドルで輸入できたものが100ドルとなれば、小売値への跳ね返りは相当きついだろう。小さな食堂の経営者は口を揃えて仕入れの高騰を嘆く。料金改定を次回消費税改定まで待てるかどうか。今度の改定は2%上がるだけだが、メニューは大幅値上げをせざるを得ないと、今から予防線を張っている。給料が余り上がらないサラリーマンは苦しいかもしれぬが、年金生活者の暮らしは日増しに苦しくなるばかりらしい。個人的実感が無くても、この間失われた国家的損失は莫大な額になるらしい。アベノミクスの光と陰とさらりと言って済まされるような金額ではないらしい。何兆円になるか忘れたが、それだけの金額を国内で教育とか新しい産業開発に投資していれば、10年先20年先で相当の違いが出た筈だ。とどこかで読んだことがある。5年先のオリンピックの準備すらまとも出来ない今の政治家にその資質を求めるのは無い物ねだりかもしれぬ。せめてマスコミは光と陰を公平に論じてもらいたい。

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