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たかが一人、されど一人
ドイツ:メルケル首相突然の来日
2015年03月10日
テーマ:テーマ無し
ドイツのメルケル首相が来日されている。昨日到着して今日には出発なので、僅か2日間の滞在である。我が国の首相は大騒ぎをしてあちこちにお出かけになるが、主要国のトップが何らかの会議以外の目的で来日されるのは珍しい。メルケル首相の目的が何であるか定かではないが、表向きには6月に独南部エルマウで開催される主要7カ国首脳会議(G7サミット)の議長国として、安倍晋三首相に協力を要請とされているようだ。しかし、この理由付けだけではどうもしっくりこない。メルケル首相の来日は今月に入って急遽決定したようだし、今朝発表されている行動と発言をざっと見る限り、僅かな日程の中でかなり積極的に行動して、単なる親善を超えて相当日本に対して踏みこんだ発言をしている。しかし、日本政府がこの訪問をどのように受け止めているかが問題である。天皇陛下との会見は一応無事設定できたようだ。当たり前の話で、幾ら陛下がご多忙であろうとドイツ首相の来日に際して、宮内庁の役人が1ヵ月ルールがあるから駄目だなんて言える筈も無い。安倍総理との会談も当然設定されたが、何の目的でどの程度の時間が割かれたかこれも定かでない。公開された共同記者会見は4人の記者からの質問を含めて約25分。これを見る限り、メルケル首相が日本政府に何か注文を付けに態々来日されたことは明白だ。原発再稼働に対する疑問など、国内問題にも疑問を投げかけているが、流石にこれは内政問題だから、あまり踏み込むことは難しかっただろう。会見の最後にドイツ人記者が安倍総理への質問で「何故再稼働の必要があるのでしょうか?」との投げかけに、メルケル氏のにんまりした顔と質問にまともに返事をしなかった安倍総理の顔が対照的だった。日本の内政は付録みたいもので、メルケル氏の本当の狙いが日本の外交姿勢を糺すものであったのはほぼ間違いないだろう。記者会見の中で安倍総理は半分以上の時間約15分を使って、いつものようにメルケル首相とは旧知の中で互いに心を通じ合っていることを強調したうえで、国内経済政策でも外交についても価値観を共有していることから、多くの点で意見が一致した。と延々と農協改革や女性が活躍する社会云々まで引っ張り出して自慢げに語っている。引き換えメルケル首相は、混迷の度を深めつつある現在の国際経済と平和問題について、自ら如何に苦悩しているかを率直に述べた後に、その解決、仲裁の為に世界を駆け回らざるをえない事情を語り、日本にも理解してもらえるだろうと、今後への期待を述べている。何時間費やされたか報道されていないが、幾ら準備不足であったにしても、昨日の両首脳会見程、両者の見解の相違が際立った会見は近来稀ではないだろうか。特に外交面では、70年前の同じ敗戦国でありながら、緊張を増している東西関係の中和を目指して果たしている役割が余りにも違いすぎる。ドイツの外交的立場からして、本来であれば無定見無節操な外遊を繰り返すだけの日本のことなど放っておきたいところだろうが、G7参加国となればそうも言っていられない。「ノー天気になって余り足を引っ張るなよ」と釘を刺しに来たのだろう。唯一の救いは天皇陛下の会見内容だ。総理も同様な弔意を表明したとはどこにも書いてないが、陛下は僅か20分の会見冒頭に1月に亡くなったワイツゼッカー元大統領との思い出を語って弔意を示された上で、メルケル首相訪日の最重要課題のウクライナ問題について「事態が早く解決することを希望します。」と述べられた報道されている。メルケル首相もこの会見で、初めて救われた思いであったことだろう。それにしてもこの方の行動力、日本科学未来館や朝日新聞社やらを僅かな時間内に組み込み、何処の場でも目的に沿った的確で明確な発言をしている。一々書いておきたいぐらいだが、そのメッセージを受け止められない日本政府のご粗末さはどうだ。腰巾着筆頭の世耕某は「ドイツの首相は個人的な思いを語っているだけのことでしょう。」だそうだ。世界平和に掛けるメルケル首相の思いを汲み取ることが出来ないのだろう。物理学博士号を持つのメルケル首相と比較するには出来がご粗末すぎて、これ以上コメントしたくなくなる。
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