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もへんじ の 探し物

(仮題)吾輩は 酒である--(3) 

2015年02月17日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し





吾輩(酒)は 今、茂偏路の所に 仮住まい・・


主人(茂偏路)は周りの人に酒があるから 生きて居られると言っている

主人は 母方の祖父の事を 最近よく思い出している

子供の頃 田舎に帰った時 祖父は よく火鉢の 前に座り

湯呑茶碗に酒を注ぎ 飲んでいた・・

子供心に覚えていた・・いつも・・納得するように

”酒は 旨いなぁ〜”と しみじみと言っていた

その祖父の遺伝子を 4分の1 戴いている茂偏路である・・・

同じ思いで生きている様だ・・


主人は 若い時から登山が好きだった・・そして・・

歌人「若山牧水」の短歌が好きで 良く くちずさんでいた・・・

牧水は 放浪の歌人 こよなく酒(吾輩)を愛してくれたのである・・

・・・・

ここに牧水先生にお線香をあげる積もりで 


先生の酒の珠玉の歌を記したい・・


「それほどにうまきかとひとの問ひたらば 何と答へむこの酒の味」

「白玉の歯にしみとほる秋の夜の 酒は静かに飲むべかりけり」

「人の世にたのしみ多し然れども 酒なしにしてなにのたのしみ」

・・・・・・

・・・・冬は酒に限る様だ・・・(いや 春も夏も秋もだ)・・

・・・・・

・・・

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