メニュー

最新の記事

一覧を見る>>

テーマ

カレンダー

月別

昭和2年生まれの航海日誌

新たな碁敵を迎えた 

2014年12月25日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し


 囲碁に興味を持ちはじめ習い始めたのは、60歳を過ぎた頃
である。

 田舎に住み、楽しみを一つでも増やそうとしていた時、幼友達が
村ではチョットした碁達者であることを聞いた。
 彼の能力はさしずめ“田舎初段”と皆がいう。
 格好の相手である。いや、師匠と云うべきだ。

 早速声をかけ、四子局で打ち,三連勝をしたら、昇進する決ま
りにした。

 時期は丁度今頃,”年の瀬”を迎えていた。
 2キロの夜道を自転車で通い、休むことなく続けた。

 「危ないから、車で行きな」と
先だった妻が云ったものだが、どうしたわけか自転車で走った。

 互戦になるまで、そんなに時日を要せず、
 一番一番が白熱戦となり、大晦日も「紅白歌合戦」もなんの
それが、終局としたときは、明るい元旦を迎えていた。

 師走になると、毎年想い出し懐かしいし、その友を失ったのは
更に悲しなってくる。

 ここにきて、二年前から近所の碁会にでるようになり、
そうして,碁友達もできて、自宅で打つようになった。

 昨日来た時、
 「あなたも張り合いができるよう、三連勝昇進型にしましょう」と
提案してみたら、即座に了承した。

 何故そうしたか。
 このところ、どうも対局態度が横柄で、
 「こう,打ってやろうか」などとマナーもよくない。

 普段はけっしてそんな人ではない。
 勝負事になると、やはり変わるものか、自分も用心しなければ
いけないなあ。
 でも、ここはアイツを懲らしめておこう。

 そのル―ルで始め、いきなり三連勝ちをしてしまった。
 遠慮なく
 「次回は2子局ですよ」ときっぱり宣言した。
 「2子なら負けないよ」と
 云ったが、肩を落として帰っていった。

 嬉しさと云うより、痛快でおもしろさがこみ上げてきた。
 俺は薄情で、ニヒルな性格であるかもしれんぞ。

 それより心配なのは、また来てくれるだろうか。
 年の瀬を迎えると、囲碁だけでもいろいろな想いがするものだ。

>>元の記事・続きはこちら(外部のサイトに移動します)





この記事はナビトモではコメントを受け付けておりません

PR







掲載されている画像

    もっと見る

上部へ