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私が立候補します　

2014年12月14日
テーマ：テーマ無し

政治について　何もしないで不満ばかりを述べていてはならない
投票もさることながら　この社会を変える為に　自ら政治の場へ進出することも大事なことだ
そのために　次の選挙には　私が立候補します　
 

 
えぇっと思うでしょう　その通り　これは30年ばかり昔　私が思ったことである
そのきっかけは　私の母の介護であった　晩年の数年は介護状態が続いていた
今のように介護施設が無く　自宅で介護　これが難題であった
 
自分の母親なのに　私は次男であるが　家で面倒が見られない
私も妻も働いている　兄夫婦も　姉のところも同様であった　仕事を辞めることもできない
幸い妹夫婦が理解を示してくれて　一室を与えて　日ごろの面倒を見てくれた
 
それぞれの家庭も決して生活に余裕が無い　それでも　みんなで費用を出すことにした
これが妻との間に冷風をもたらし　こればかりではないが離婚の要因となって行った
母には申し訳ないが　病気の実態は　理想では無く　家庭をも壊していくものと実感した
 
社会で　こう言う時に助けてくれるものは無いのか　毎日　心の中にあった
福祉の行き届いた国などもある　嘆いていても始まらない　
本当は　自分で立候補して　社会を変えて行くことが大切だと　真面目に思ったものである
 

 
選挙には　地盤　カンバン　資金がどうしても必要だ　会社を辞めたらその日から暮らしが困窮する
ならば　福祉を求める政党が良いかと　勝手に判断して　良く分からないまま街の選挙に参加した
候補者についても　良く分からないまま飛び込んで　手伝う無茶なことだった
 
以後　区会議員を無名なきままから応援し　会社も休んで中心に入った
何も無いサラリーマン夫婦が候補に立って　最初は次点で落選した
次回は私が選挙参謀となって　街の方たちを動かし　みごと当選できた
 
その時に　今は亡き参議院議員から私に礼状が手書きで来た
今　青函連絡船に乗って書いています　君の献身的努力で当選させて頂き感謝しています　と
やがて選挙のたび私も求められ　都議会議員　衆議院選挙も時には参謀　時にはポスター貼り
 
街はジングルベルが流れている時　寝食忘れて没頭した
当選もあれば落選もある　悲喜劇もここで十分見てきた
立候補者もわがままが多い　真剣に提案したり　喧嘩もしたものである
 
衆議院候補を当選させて喜んでいたら　3カ月で解散もあった
その議員からこれを上げようと　全国パスを貰った　記名入りだから使えないが初めて見た
政治資金報告書も書いたことがあり　その裏表には一国民として今でも疑問がある
 

 
こんな政治に対する情熱が　身体の中に正義として燃えていたのである
現在は　青春なら　まだ　その残滓はあって　ふつふつとあるが　政治に対しては消えてしまった
今日も投票は行くが　誰にしようとか　どの政党にかとは　いまだに決められず書く時に決める
 
昨日は　私の住むマンションの自治会のある人から　役員に立候補してくれないか打診があった
これまで　たびたび打診してくるが　ボランティアなどで忙しく　その都度断ってきている
せめて総会の議長をと求められるがこれも受けない　どうも　これらの情熱も湧いてこない私だ
 
　　　最後までお読みくださいまして有難うございました m（_ _）m
 



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