時の狭間で

源　

2014年11月26日 ナビトモブログ記事
テーマ：テーマ無し

ある日友人の誘いでフォレストへ
可愛いダックスの赤ちゃん
お目目はまん丸で愛くるしい
可愛いね
温和だね
ブラックタンなのに　お顔がレッドで
ミッキーマウス顔

パパの年を考えると
今一度と思うけれど心が動かない
パパは君の絵を描く
何度も何度も君への記憶を辿りながら

パパが言うにはね
描くと涙が出て来るんだ
どんなにどんなに愛していても
君は其処には居ないんだ
心の中の記憶は今も鮮明で
あんなに関白だったパパが
涙が零れてしまうと・・・・本音を語る

マラソンをする時も
スクワットをする時も
ママを待つ間も
君を侍らせ自慢顔
人様に可愛いね　お利口だねなんて言われると
垂れ目なお目目で照れ笑い

仕事から帰って君に迎えて貰う
パパにとって唯一の癒しと
この子の為になんて頑張る意欲が生まれてた

友人達は
沢山のペットショプを巡り君に似た子を探してた
再度訪れたペットショップ
ミッキーマウス顔の赤ちゃん
抱っこさせて下さいなんて友人が言うもんだから
私は心の準備も無く抱きしめた
私を見守る一人が涙を浮かべ
小さな命を抱きしめる私の姿に
あぁ〜〜他の赤ちゃんを抱きしめている
あぁ〜〜手も出せなかったのにと泣いている
もう一人も泣いている
顔を肩に寄せて
その子はピットリ離れない
ペットショップの片隅で
おばさん三人泣いている

君はなんて幸せなんだろう
ショップの子と君を重ね
おばさん三人が泣いている

君を想い泣いてくれる人は何人もいるよ
こんなにも愛され君は幸せだったんだね
改めて君の存在が大きく胸を打ってくるよ

縁があればなんて
そう君の生まれ変わりを感じる事が出来たら
もう一度なんてね

幸せな子だねって言葉が一番嬉しいよ
世の中　幸せを感じる時間も与えられず
捨てられる命がある
病気になったからと捨てられる命がある
何で産まれてきたのかさえも分からず
殺処分されてしまう命がある

命を考えるからこそ
決められない事もある
助けたい命もある筈なのに・・・ね

生きる事は
自分だけのものじゃない
誰かを守り
誰かの為に尽くし守る命があるなら
人は何事にも打ち勝てる気がする
それは人であろうと動物であろうと
源に成り得るのだから・・・



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