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在上海働くHuman日記

上海短歌会 第53回開催 

2014年09月29日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

こんばんはー。今夜は、外灘の「てんや」さんで、美味しい和食をいただきました〜。上海から岩野です。こちら、1階の共同部分。ゴージャスでございます。そして、こちらが「てんや」さんの入り口。カウンターだったので、雰囲気を壊すといけないと思い、写真はご遠慮いたしました〜。と、、。前置き長い。先日、第53回上海短歌会を開催しました。作品をご紹介しまーす。今回のテーマは、「文、レター、手紙」です。
















第五十三回「上海短歌会」投稿作品

二〇一四年九月二十七日(土) 開催

 

一、   
 ラブレター心の丈を面々と書き綴りしは一七の春(あけみ)

 

二、   
趣味もなくパソコン開き暇つぶし来るわ来るわの迷惑メール(万所)

 

三、   
アフリカの子供救えという文に付きし写真の手足の細き(笛吹)

 

四、   
久々に手紙を書こうとペンを取る修正きかぬ便せんわずか(岩野)

 

五、   
重なった紙をめくりつ文読みて馳せる想いは昔を照らし(柿本)

 

六、   
元気かな?会いたい気持ち膨らんでペンを踊らせあなたを想う(理紗)

 

七、   
ラブレター今は昔のことなれど熱愛苦恋思い出あまた(あけみ)

 

八、   
国慶節お祝いのレター送ろうか書き終えたけど誰にあげよう(可傑)

 

九、   
孫・子とはネットつながり不便なし記念切手の手紙なお良し(豊田)

 

十、   
病む友の昔の手紙美しい今手震えて読むも難し(岩村)

 

十一、引き出しの奥にしまいし置き手紙    そっと開いて妻の声聞く(万所)

 

十二、若き日は悩み多しと悔やみつつ    焚き火に燃やす手紙かな(笛吹)

 

十三、さらさらと落葉転がるポスト見る    期待膨らむあるかなレター(柿本)

 

十四、手土産に手紙を添える気の配り    齢を重ねた大和撫子(豊田)

 

十五、ネットの世手書きの文は珍しい    心を込めて丁寧に書く(岩村)

 

十六、宅急便荷物に添えた一筆箋    母の一文心に染みる(岩野)

 

今回の、最優秀賞は、僭越ながら、、、一六番の私の歌でございました。母からの宅急便のことを思い浮かべてそのまましたためた歌。こういう素朴な気持ちで作ると、伝わるのでしょうか?今回は、初めての方も参加くださりとても楽しい短歌会でした。にほんブログ村

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