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のびたの日記

むべと言う名の果実 

2014年09月18日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



むべと言う名の果実がある 昨年墨田の花と緑の相談室 小さな植物園で見た
これが むべか? あけびにも似ているし食べられるのかなぁ
そして 小倉百人一首の 吹くからにで始まる句に むべ山風を という一節を思い出した
 
吹くからに 秋の草木のしおるれば むべ山風を嵐というらむ
 
古風には むべなるかな と言う言葉もある
これと何か関係があるのかなと思ってはみたが そのままにしていた
そして 今年また思い出して 例の植物園にウォーキングしながら行って見た
 

 
まだ色付いていないので 美味しそうでは無い 
帰ってから よし 今度は調べてやると思ってネットで検索した
2年がかりの 疑問がようやく解けてすっきりした
 
むべは あけび科の植物で蔓性である
10月下旬から色付き11月まで その姿が見られる
ただ 現在では 食用としては使われていないとは書いていないが 店頭では見られない
 

 
文献によると 延喜式の中に出て来る
更には天智天皇が 琵琶湖の近く近江八幡の在で 狩りをしている時農家に立ち寄った
そこには8人の男子が居る健康な老夫婦が居た
 
天皇は どうしてそんなに健康で有るのかと問う
実は毎年秋 この むべと言う果物を食べて健康で長生きしていますと答える
それを見て むべなるかな と頷いて 更に栽培促進もするよう励まされた
 

 
以後 宮中には 近江八幡の贈り物として ふな ます の他にこの むべが添えられた
そして 何と1982年まで むべは宮中で食べられたようである
かの明治天皇も この むべを食べたと記録があるそうだ
 
むべなるかな いかにも とか もっともなことである の意に使われる
私もようやく納得した むべなるかなと・・・
小倉百人一首の方も むべ山風を の句は だから とか このように とかの意がある
 

 
秋の七草も 万葉集にも記載されている
こうして 果物や農産物 魚類まで 平安の昔へ想いが寄せられるなんて 何とすごいことか
日本の誇り高い文化 世界に例のない古い文献 書物 私たちの過去に感銘する
 

 
その世界の中で 今日はイギリスとスコットランドの独立投票が注目されている
私たちには大きく影響が無さそうだが うたごえの中にも スコットランド民謡がかなりある
代表的なものは 蛍の光 故郷の空 アニー・ローリーなど が愛唱歌となっている
 

 
カナダでも 独立の問題がくすぶっている
ケベック地方では フランスへの帰属感が高く フランス語が公用語となっている
国全体でも英語とフランス語だ モントリオールではホームレスにムッシュと乞われた
 

 
テロと戦争が絶えない世界 日本は平和で良い 誇りが持てる良い国だ
自然にも恵まれ 国境も眼に見えない 自由がある ちょっと足りないが福祉もある
今日は下町のうたごえ 元気に笑顔が溢れる仲間たちが集まる 私の幸せの時間
 
   最後までお読みくださいまして有難うございました m(_ _)m



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