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噂　

2014年04月16日
テーマ：テーマ無し

朝から晴れ。

きょうは９千歩弱、で
最後は足を引きずるようにして帰宅。

２年ほど疎遠になっていた
昔の仲間から電話があり
開口一番
まだ生きているのか、だと。

人づてに
去年の夏に入院したことを聞いたらしい。

末期のガンで
余命いくばくもない状態だとのこと、で
当の本人が驚く。

噂話しなんてそんなものだと
身をもって味わったぜ。

こっちが入院したときを同じくして
ガンで亡くなった仲間と情報が交錯し
どこかで間違ったらしい。

この分だと
我が身の死亡説が
遠い所では流れているかも…

昔、別れた女にも
我が身の誤報が届いていたら
涙を流すとまでは言わないが
ため息のひとつでも
ついてくれるだろうか。

きっと祝杯は挙げても
ため息なんぞつく訳ないな。

男は
過去を都合よく変えるけれど
女は
辛い過去ほど消去するからなあ。

もし街中でバッタリ出会ったら
腰を抜かすか
それとも
何で生きてるの、なんて責められたりして…

愚かな男は二度死ぬ、なんて
映画のタイトルみたいで
カッコ良いんだか、悪いんだか。

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