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花瓶を割ってしまいました　

2013年11月10日
テーマ：徒然なるままに

鉢物の植え替えをするため、玄関近くにセーターを脱ぎ、外で作業をしていました。

昨年購入したプリムラの新品種が、虫に食われることもなく、無事に夏を越してくれました。
新しい用土で一回り大きな鉢に移し替え、後は花を待つのみです。うまく咲いてくれるといいのですが。

他に数鉢、植え替え作業をし、玄関に上がって、セーターを着ようとした途端、手が何かに当たりました。

セーターを被った状態だったので、何が起こったのか、一瞬分かりませんでした。

セーターから頭が出たとき、大きな花瓶が床に向けて落ちていくのが見えました。スローモーションのように見えるって、本当にあるんですね。

手を出す間もなく、妻が大切にしていたクリスタル製の花瓶が粉々に砕け散り、鮮やかな百合の花たちも、玄関にたたきつけられました。

呆然。

おろおろしながらも、まずは、花に台所へ避難してもらった後、飛び散ったガラスを集め、水をふき取り、細かいガラス片を慎重に拾う作業。細かくなったガラスを集めるのが一苦労でした。

最後に掃除機をかけ、安全を確認。やれやれです。

夕方に帰宅した妻に、桜の木を切り倒してしまったワシントン君状態の私は、大事な花瓶がもうないことを告白しました。

幸い、妻は、ワシントン君のお父さんのように、
「よしよし、花瓶を割ったのはいけないことだが、そのことを正直に打ち明けたのはよいことだ。」
とまでは言いませんでしたが、
「形あるものは、いつしか壊れるもの。それより怪我のなかったのはよかった。」と言ってくれました。

妻がとても大事にしていた花瓶だったので、申し訳ないことをしたと、昨日とは違い、へこんている私なのでした。

　　　　　※　※　※　※　※　※

花は、写真のとおり、無事でした。

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