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雑感日記

宗教化って 

2013年08月04日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



★ 野々池周辺散策と言う 大津信さんが書いているブログがある。
技術屋さんらしく、いろんな分析が詳細、且つ正確、論理的でオモシロイ。
昨日のブログは『宗教家って』と言うことで書かれていた。
 
●「阪神タイガース教」と言う、宗教があること
● 「宗教化して成功した共産党と、失敗した社民党」と言う、参議院選挙総括に関する、あるブログ記事の紹介と分析
●一方、池田信夫ブログ「製造業はAKBに学べ」では、その意味では、日本のメーカーはAKBに学んだほうがいいのかもしれない』などと紹介されている。●宗教化するまでの信奉を集めることに成功した欧州の二輪企業「ドゥカティ」のことなどMotoGpライダーのV.ロッシが「ドカティって宗教みたいなんだよね」と面白い発言をしている。
●「安定して高い収益性を確保している二輪企業の代表がハーレーダビットソンだが、「ハーレーでなければダメなんですか」ドゥカティやハーレィ信奉者も、ドゥカティ教やハーレィダビットソン教の熱烈な信者と言えるのではないだろうか。●富士重工業の吉永社長は製造業の経営者としては珍しい哲学を披露している。『それは、「コスト競争は大の苦手」、「安全と楽しさで差別化追求」だった。米国で根強いファンがいる富士重工の四輪も、スバルファンと言う熱烈なスバル教信者によって支えらえているのだろう。
 
などと幾つかの事例を挙げて『宗教化』について書かれているのをオモシロイと思いながら読んでいたのだが、
その一番最後に
 
● ハードを全面に押し出すのではなく、ソフト戦略を前面に出すことにより顧客を囲い込む事でハードの販売に結び付ける戦略は、実は身近にもあったように思う。かって、カワサキの国内販売社が国内販売7万台を達成した時代の戦略もそうだった様に思う。ユーザーを囲い込むことで、熱烈なカワサキ信者を創る事に成功した事例。大先輩の古谷さんがマネージメントした時代だが、
日本の二輪市場が落ち込みを見せ、幾つかの販売店が店をたたむ時期に、カワサキの一人勝ちを創った。これも、カワサキ信望者を巧みに増やすことに成功した、カワサキの宗教化に成功したと言えるのではなかろうか。
という文章で締められていて、突然私の名前などが出てビックリしたのである。
 
 
 
 
★ 平成3年当時のことだが、『7万台への挑戦』 の内容を社内に発表し、こんな冊子に纏めて頂いた。
当時のCP事業本部長でもあり、KMJの社長でもあった高橋鉄郎さんが大庭社長以下の役員さんたちにも配られて、
さらに英文化されて海外販社にも配られたりしかのである。
 
 
 
 
この講演会は私も勿論その一人だが、ケイ・スポーツ・システムの南常務、Team Green の重本監督、広告宣伝課の小林課長の4人で、
何の事前打ち合わせも行わずに、ぶっつけ本番で臨んだものである。
先程の大津さんのブログの紹介記事の最後を
カワサキの宗教化に成功したと言えるのではなかろうか と締めくくって頂いているのは、非常に嬉しくわが意を得た思いなのである。
 
基本コンセプトがきっちりと共有されていることは、宗教と似ていると思っている。
『信者』 を一緒にすると 『儲かる』と言う字になる。
『信ずる者』 コンセプトに共感する人たちだけを集めて、その人たちが引っ張る、そんなやり方がいいと常々思っているのである。
確りと『基本コンセプト』を共感している人たちなら、勝手に何を喋らせても、決しておかしなことにはならないのである。
 
世の中は、大体価値観の異なる人たちをみんなを一緒に連れて行こうとするから、上手く行かないのだと思っている。
労働組合などその最たるもので、組合員と言ってもいろいろである。そんなのが一つになっているわけがナイ。
その点、宗教は、基本的に個人、個人が信じてそこに集まっている団体である。小から大までいろいろだが、お金も寄付する場合も多い。
いずれにしても、『信じて』その宗教に参加しているのである。
 
これは間違いなく『ソフトの分野』で、そんなに簡単なことではない。専門的にきっちりとした仕組みの上に成りたっているのである。
その領域でプロでない限り、片手間では上手く行かないはずである。
20年前、当時のカワサキとしては、株、ケイ・スポーツ・システムと言うソフト会社を創って、ソフトのプロたちが専門的に運営していたのである。
 
 
 
当時の日経ビジネスなどに、いろいろと話題になって取り上げられたシステムなのである。
 


 
業界に先駆けてトップを走り、ホンダさんなども後から追随されたそんな時代であった。
これらも、カワサキ独自の特約店制度と言う基本コンセプトに共感する『信者の集まり』のような販売店ばかりだったから出来たのだと思っている。
 
★ NPO The Good Times は、20年前のケイ・スポーツ・システムのソフトノウハウを継承している と言っていい。
集まっている中心メンバーもその当時のプロたちが集まっている。
時代が進んで、ネットシステムと言う素晴らしいSNSの仕組みが出来たので、別にメーカーなどの大きな資金など必要なく、
 『共感する仲間』さえ集まれば、幾らでもオモシロイことが出来る時代になったのである。
 
宗教化して成功した共産党 と言われているが、
NPO The Good Times も 『宗教化』 の方向なのかも知れない。
 
 
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