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大介護時代を生きる      樋口恵子著 

2013年06月27日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



大介護時代を生きるクリエーター情報なし中央法規出版

介護の本は古いと諸事情が微妙に違って参考にならない。
これは2012年12月10日発行。
図書館の本にしては新しい方だろう。
『人生100年時代』と言い切ってあった。
副タイトルに
『長生きを心から喜べる社会へ』とある。

ご多望に漏れず、介護先進国のスウェーデンとの比較から始まった。
支えている税金の問題から家族や友だち、近隣の人との関係にも話が及んでいた。
この辺りで本を読むのは止そうかとも思った。
日本の事情はまた違うところにあろうし、形だけ真似してここまで来たような。
羨望のまなざしでスウェーデンの事を知ったところで、何になる?
と、ついつい素直でない顔が出てくる。

最後まで読んで良かった。
現時点の日本の抱える統計では出てこない部分にも言及されていた。
最前線で触れる生の不安がズバリ書かれてホッとした。
家事が出来ない男介護の問題。
独身息子と要介護母の二人暮らし。
なぜこういう時代になったのか?
流れてきた時代背景を踏まえて成るようにしてなった事態の説明に納得がいく。

う〜〜むむむ
介護時代では済まされない『大介護時代』
100歳まで…
考えておかないといけないのかな?
ちょっとしんどい…現時点、長生きが心から喜べるとは言えない。

終末期を自宅で過ごされた上手くいった事例が載っていた。
24時間機能する在宅支援診療所の存在、それまで関わってきた主治医と家族、本人の信頼関係等々
好条件が整った上で、
『有能なケアマネージャー』による諸サービスの連携があったと記されていた。
はぁ〜有能…
あえて言おうとても良い好条件が整っているだけで、よっぽど無能でない限り
ちゃんと諸サービスとの連携は有能なは余計で、誰でも上手くやれると思う。
だって諸条件の劣悪に泣き、なんとかモアベター探しが我らの仕事みたいなところがたぶんにあるのが現状。
はっきり介護保険では救われないし、満足なサービスが地域によってはない。
在宅支援診療所なんで存在がある地域が少ない。

おっとっとっと^^;
また愚痴モード〜♪

人生100年時代。
悲観をしてもやってくるワケで、
解決策は行政頼みだけでなく、
当人の問題意識を持った生き方や震災後に必要性が見えてきた地域の関わり、流行り言葉では絆、
この辺りにあるような終わり方だった。

著者のこれまでの主張である男女平等が、
介護の問題解決にも必須であると言う展開は
無理とは言わないが手前味噌感は否めなかった。

さて、他人事でない。
人生100年時代は自分の事でもある…






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