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しょーもない、コキ    眉村 卓 著 

2013年05月29日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



しょーもない、コキクリエーター情報なし出版芸術社

コキとは古希。
ウォーク仲間は60代、70代が多い。
歩く姿は背筋が伸びてメタボではなくすらっとされている。
頭には帽子が必須なのでたいへん若く見える。
帽子を取ると男性の多くは薄毛で、年齢納得となる…ゴメン(*^_^*)

そんなワケでお歳を聞くと70歳前後さんとのおつき合いが増えており、
このかたがたはどんなことを考えておられるのか?
私の一歩先ゆく人たちの思いを知りたくなり
頭の『しょーもない』も気にいって図書館でこのタイトルに触手が動いた。

読んでから著者は映画にもなった↓

僕と妻の1778話 (集英社文庫)クリエーター情報なし集英社

の原作者だったと気がついた。
本書にもたびたび亡くなった妻が登場してくる。
あとがきにもあったが古希から喜寿までのショートショートエッセイ。
これから私のゆく道。
取り残されてゆく観やら達観やら含蓄あるお話が詰まっていた。

このブログは私の記憶障害を補う自分のためのブログ観が強いので、
一番気に入ったのも記憶の話としておこう。

  だいたい、物がよく無くなる。
  ここに置いたはずが…ナイ!
  思わぬところから見つかる。

これを称して『絶妙なところ』と書いてあった。
忘れてはいけないからと、わざわざ『絶妙なところ』に置くと必ず分からなくなる。

  急に特別なことを考えたりするといけないので…
  何につけてもそうなのかもしれない

と、結んであった。

ショートショートネタとして「超老人社会」というものおかしかった。

   老人などというものは千差万別で、過去を負っているのだから、
   共通項を見出そうとしてもむつかしい。
   寿命がもっと延びて
   170歳とか180歳とかまで生きるようになったら、どうだろう。
   そういう老人の比率がどんどん大きくなるのだ。
   千差万別化はさらに進む。
   みんなお互いに意見が合うというようなことは期待できない。
   しかも元気なのである。
   百歳以下の若い人(?)は、こういう老害についていけない。

そうして、政治家は歳取った人の権利を制限しようとするが、主人公175歳は例外的に自由。
なぜなら彼は、

   権威な特技なくろくに財産もなく、
   何をさせても世の中に影響がないからである。

だそうな。
老人になって知る老人の特徴。
だんだん私もヒトの言うことを聞かない。唯我独尊まっしぐらな傾向が…^^;




     昨日歩数 5,230  歩
                (ウォークなし)

         梅雨に入った。
         去年は小雨を傘で朝ウォークしていたような気もするが…
         歩かないと気分が余計滅入る気が…




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