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昭和2年生まれの航海日誌

遠かった農上がり (5) 

2013年06月17日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し


 積雲がビルの背景になっている。
         
      (甲子園に球児が集まる頃には巨大な乱積雲となるだろう。)

 晴天が続き、夏が夏至に先立って今年はきた。
 都会では、夏の風物詩というものが少なくなってしまった。

 焦げついたアスファルトと、光化学スモッグで夜空の星が見えない。
 カキ氷、金魚すくいも滅多にみられたものではない。

 こう天気が続くと、田舎出の老人は、田植え頃の水不足を思い出す。

 収穫した麦を積んで、日が暮れた小川に沿った道を通ると、綺麗な
水が勢いよく流れていた。

 川辺では蛍が光を水に映し、飛ぶ姿は幻想的であった。
 そんな光景に見蕩れている場合ではない、早く帰らなければ
ならなかった。
 「ホタルか」とにべもなかった。


 学校へ行くとき、両側に広がる水田を見渡しながら、早く田植えが過ぎ、
”農上がり”がきて欲しいと思った。

 

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