メニュー

最新の記事

一覧を見る>>

テーマ

カレンダー

月別

昭和2年生まれの航海日誌

花となる雑草 

2013年05月31日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



 草が萌え始めたと思っていたら、もう、こんなに伸びていた。
        

 この草原が好きで、芝生のように遠慮をしなくてもよいし、気軽に
歩けるのが良い。足に伝わる感触が快い。

 近々、地被(雑草)刈りが行われる。
 なるほど、”地被”というのは、樹木の下、土砂崩れ、グランド保護を
しているからである。

 一体どんな草が生えているのだろう。
          
 草も都会では花ではないか。
     

 田舎の河原では、草刈の代りに野焼きをしていた。
 野焼きでは終生忘れられないことがある。

 小学校入学前、兄たちに連れられて、河原へ野焼きに行った。
 そんなことが許されるわけがなかったが、悪戯、遊びがしたかった。

 枯れ草にマッチで火をつけると,走るように燃え拡がっていって、
 あっという間に,女竹に移り、バチバチと音を立て火の手は十数
メートルに達していた。

 熱い、呆然と立ちすくんでいる私を兄は引きずって風上にかわした。

 こんな筈ではなかったのだ。
 逃げよう!

  肩を掴まれ、堤防を越え、畦道を一目散に走った。
  年長者は家に帰らず、我が家の二階にあがり、河原の煙を
見守った。

 「責任は俺にある、どうしよう」
 手を合わせお祈りをしていた。  

 半時間ばかり経つと、煙は薄くなった。やれやれである。
人家、その他にも財産を失うようなこともなかったので、野焼き
責任者の追求はされなかった。

 しかし、子供達が張本人と判明したら、また、別の責任問題に
なっていたことだろう。

 ここの地被刈りは動力を使う、火災の心配はないが、飛び石等
には十分注意をしてもらいたい。

 

>>元の記事・続きはこちら(外部のサイトに移動します)





この記事はナビトモではコメントを受け付けておりません

PR





掲載されている画像

    もっと見る

上部へ