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出かけた意味がない　

2013年05月20日
テーマ：徒然なるままに

NHKの連続ドラマ「あまちゃん」が好調のようですね。

私も、まず、朝7時半のBSで全体の流れを確認し、8時からの地上波で、主人公以外の細かい点までチェック。
（あさイチの二人のコメントも聞き逃しません。）

可能な時は、お昼の再放送もチェック。
ちなみに、録画もしています。ばかですねえ。

それにしても、小泉今日子の歌う「潮騒のメモリー」、劇中歌だったとは知りませんでした。今日、ネット上からダウンロードしようとしましたが・・・あるわけがなかったのでした。

などと書くと、熱狂的な小泉今日子ファンのようですが、そんなことはありません。

若い頃は、私よりちょっとお姉さんのジリオラ・チンクェッティの歌が大好きでした。

新曲のドーナツ盤が出ると、即、レコード屋さんに駆けつけ、必ず買っておりました、
そして、盤が擦り切れるくらい聞くのです。
専門だったロシア政治史の本を読みながら、繰り返し繰り返し。

それで、勉強は頭に入ったのでしょうか。さあねえ。

今でも、イタリア人であるジリオラの曲がテレビで流れると（けっこう流れるんです。シルヴィ・バルタンほどではありませんが。ちなみに、シルヴィも大好き。）、なぜか、まったく関係のないロシア史が頭に浮かぶという、へんてこりんな条件反射が起こります。

隣の部屋で、聞きたくもないのに、ジリオラの曲を聞かされ続けた妹も、原語で「コンドルは飛んで行く」が歌えてしまうという恐ろしさ。

今日は、妻が、友人との会食があったので、お昼は自分で食べる心づもりでした。

そこへ、イタリア語はできないのに、イタリア語の歌が歌えてしまう妹からの電話。

昨日、妹の亭主、すなわち私の義弟に、生酒を届けるべく何回か電話をしたのに留守。
夜になっても、向こうから電話がかかってこないので、何かあったのか心配していたら、今日、やっと電話がありました。
昨日はお出かけだったとのこと。心配はいりませんでした。

「おいしそうなお酒を手に入れたから、届けに行くよ。」
そう言って電話を切って、過去問に取り組んでいると、また電話。

「お昼、食べた？」
妹には透視能力があるのでしょうか。妻が出かけたと判断したようです。大当たり。

ごちそうをしてくれるというので、生酒を届けがてら妹宅へ。

妹の愛犬カルビにご挨拶を申し上げ、冷やし蕎麦をごちそうになって、暫し歓談。

「さて、じゃあ帰るぜ。」

玄関まで私が足を運ぶと、妹が、
「おにいちゃん、お酒は？」

え、ええええ。

私の主目的は、生酒を届けることでした。
忘れていました。

で、今も、その生酒は、我が家の冷蔵庫に眠っています。

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