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「こやんぴ」のぶらりお散歩ブログ

占春園、「江戸三名園」の一つが・・・ 

2013年05月14日 ナビトモブログ記事
テーマ:徒然なるままに

実に久しぶりに、放送大学東京文京学習センターの図書館に出かけました。

やはり、図書館は能率が上がります。重い荷物もなんのその、これからも利用を続けたいという気持ちが強くなりました

相変わらず、午後5時くらいまでは、すばらしい施設がもったいないくらい空いています。5時過ぎても、他の図書館とは比べ物にならないくらいがらがらですが。

この学習センターは、筑波大学との共有施設です。

この地には、江戸時代、水戸徳川家の支藩である守山藩の藩邸があったとのこと。

当主は、参勤交代をすることなく、江戸常住で、領地の管理も水戸藩が行っていたようです。

守山藩邸は、台地の斜面にあたる場所にあり、北側が低くなっています。

したがって、学習センターの正面から建物に入り、地下1階の図書館に入っても、そこは気分の滅入る土の下ではなく、真っ青な空と木々の緑に囲まれています。

学習センターの真北には、占春園という、守山藩時代の大名庭園があります。往時には、「江戸三名園」の一つと評されていたようです。

期待して、休憩がてら、散策を試みました。

がっかりしました。

池はどす黒く濁り、木々の手入れも行われておらず、廃園の趣です。濁った池の中で、鯉が迷惑そうに泳ぎ、朽木の上で、ミドリガメが甲羅を干しているばかり。

散策する人すらなく、カメラを抱えた男が、筑波大学付属小学校の近くを、一人でうろちょろしているのは、かなり胡散臭くみられることでしょう。

もったいないですね。大名庭園並みの管理を、とまでは言いませんが、野生植物を気軽に楽しめる場所くらいにはしてもらいたいと思いました。

筑波大学附属小学校の自然観察園だそうですが、植生も貧弱だし、外来植物が幅を利かせています。
このままでは、自然観察園の名が泣きます。

なぜか突然現れびっくりさせられた嘉納治五郎翁の像も、どこか寂しそうでした。

※ 翁は、東京高等師範学校(東京教育大の前身)の校長だったらしいです。



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江戸時代の大名庭園

koyampi58さん

真樹さん、こんばんは。

コメントありがとうございます。

東京には、いくつかの大名庭園が昔の姿をとどめて
います。六義園や小石川後楽園など。

でも、江戸時代には、各藩の藩邸に、たくさんの
名園があったとのこと。

明治政府が、それらをうまく残してくれたら、
東京は、世界に誇れる美しい街となっていたと
思います。

残念なことです。

国立大学も、独立行政法人となって、経営性を
追求しなければならないので、なかなか
大変なんでしょうね。

占春園にも、北大方式が実現するといいなあ、
そう思います。

秋になって試験が一段落したら、私も動いて
みようと考えています。

2013/05/15 18:41:56

こんにちは

さん

 こうした場所は、学校法人などがキチンと自覚を持たないとダメでしょうね。
 北海道大学の広大な敷地は学生と地域住民で管理されてます。
 最近今まで許されていたジンギスカンパーティーが芝生が傷む事とごみを持ち帰らないとかで、禁止されたのがニュースになってました。


 脇役に拍手有難うございます。

2013/05/15 11:42:30

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