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つれづれに
死にゆく者との対話
2013年04月15日
テーマ:テーマ無し
岩手に行くとき駅の売店で
「死にゆく者との対話」を買った。
文藝春秋から出ている文庫本だ。
著者の鈴木秀子さんは全然知らない。
まぁ納骨に行く時に自分も死にゆく者しての
実感が強かったので、思わず買った。
これが結構おもしろくて電車の中で夢中で読んだ。
科学的には説明のつかない人間の臨死体験には
共通のパターンがあり、どのメッセージも次のような
ことを含んでいる。
死は恐いものではない。
死んでゆく人にとって死は当然のこと。
この世における自分の使命が終わった時に死ぬ。
死の瞬間、肉体は苦しんでいるように見えても、本当は
至福に満たされている等々。
私はこれで正直ほっとした。
死の瞬間は至福の時というのは、他のお医者さんの
書かれた本でも読んで知っていたが、看取る人も
苦痛を心配し、悲しむことはないのだ。
まだ読んでいる途中だが、死にゆくものと
見送るものとの間、あるいはすでに死んでしまった
者と生きている者の間には、「仲良し時間」が用意
されていて、それによって、事故等の突然死であっても
生きている者は死者から学ぶことがいっぱいあって
自分の生き方、考え方も変わるらしい。
途中で終わらないで読了しよう。
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