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釣り師カッチャン

16冊目、読破です! 

2013年03月26日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

今年の16冊目は    陳 舜臣 さんの    題名 「 枯草の根 」  です。内容は・・・・・ 金融業を営む銘除義の絞殺死体が自室で発見された。犯行のあった夜最後に彼の部屋を訪れたものは誰か。銘除義が住むアパートの管理人や住人の証言から、事件は不可能犯罪の様相をおびてくる。遅々として進まない警察の捜査。場末の中華料理屋の店主 陶展文は、友の死の真相を探るべく、新聞記者 小島和彦の協力を得て、独自に調査を開始するのだった。・・・・・・・・・ 江戸川乱歩賞 選考委員たちが絶賛した作品。陳舜臣さんのデビュー作にして陶展文シリーズの第1弾にあたる。当時の日本で暮らす華僑の生活や、習俗が作品世界に取り込まれていて興味深いのだが、ミステリとしても完成度が高いと思う。陶展文が解決に至るための伏線のはり方が実に巧みだ。被害者の性癖をもとに、アリバイを崩し、全ての謎を解き明かす陶展文の観察眼が見所となっている。 どうやら陶展文は、最初からすべてお見通し、余計なことは言いません という超然としたタイプの探偵のようだ・・・・・ 本作品では、事件の真相が華僑という生き方そのものに関わっている。スケールの大きさを感じるし、ラストは余韻を残す締めくくり方だと思う。 50年前の受賞作品だが内容・表現・読者に安心感と興味とスリルをじっく味わい読後の爽快感まで感じる本作品から陳舜臣フアンになりました。十八史略でも今回の作品同様、読後の充実感を味わいました。「至福の時間!」に「最高に後味の良い作品!」有難う!!     今回も「感謝感謝!!」  ◎の作品でした>

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