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「こやんぴ」のぶらりお散歩ブログ

京都で出会ったマツバラン、その後 

2013年02月27日 ナビトモブログ記事
テーマ:koyampiの植物あれこれ

数日前、シダ科の植物、マツバランの写真をギャラリーに公開しました。

その時は、京都府立植物園で見かけた、と書いてしまったのですが、後で調べてみると、マツバランはレッドデータブックにも登載されている貴重種。

これは軽はずみなことをしたかもしれないと考え、ギャラリーの写真の説明並びにブログの記述を変更しました。

今朝、京都府に、マツバランを見かけたことを写真付きで報告したところ、午後5時過ぎに園の方から、お電話をいただきました。

その方のお話しによると、園のバックヤードでは、マツバランを含む古典植物の栽培をしているとのこと。そこにある親株から胞子が飛び、芽生えたのではないか、とのご推測でした。

自生ではなかったのですね。とはいうものの、貴重な植物が芽生える環境が大都市の中にある、ということは本当に素晴らしいことです。

マツバランは、江戸時代に、その栽培が過熱し、栽培禁止令が出たことがあるようです。学生時代にタキイの月報で知り、びっくりしたことを思い出します。

マツバランに限らず、朝顔や万年青、長生蘭なども変わり種に法外な値が付き、お上からお叱りをいただいていたようですね。

江戸時代には、今のようなバイオ技術はもちろんありませんから、交配や枝替わりなどで、こつこつと新しい品種を生み出していたんですね。ものすごい情熱。

朝顔には、その後絶えてしまった品種がたくさんあるそうです。過熱はいけませんが、江戸時代の人たちのバイタリティは、見習いたいと思います。

         ※ ※ ※ ※ ※ ※

蓼科のマツバランは間違いなく自生なので、こちらのありかは秘密。



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ありがとうございました。

良香さん

先日は、蘭の花の名前を教えて頂きありがとうございました。
勉強家でいらっしゃって、博学であられ感心致します。

貴重な情報等、ブログにUPして頂けたら嬉しいです。
楽しみに、待っています。(^-^)b

2013/02/28 12:45:47

レッドデータブック

koyampi58さん

みのりさん、こんにちは。いつもコメントをいただき、うれしく思っております。

動物にしろ植物にしろ、レッドデータブックには載りたくなんかないでしょうね。

我々人間に生活圏を奪われ、絶滅の危機にあるという現実には、厳しいものがあります。

でも、共生の道はある、そう信じています。

2013/02/28 12:14:05

マツバラン

みのりさん

おはようござおいます。

マツバラン はとても
貴重な植物のようですね〜〜♪

勉強になりました。〜〜♪

2013/02/28 10:22:27

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