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富士ラビット本館での朝食　

2013年02月27日
テーマ：国内旅行・ウォーキング

一昨日、京都の七条通を歩いていたら、古い建物に「富士ラビット」の文字が。

富士重工のラビットスクーターといえば、私の父の「愛車」。ラビットに乗って颯爽と通勤する父の「雄姿」を思い出してしまいました。
子供だった私も、農家である本家の広い（子供の視点で、の話ですが。）庭を乗り回して遊んだ記憶があります。

京都から帰って調べたところ、富士ラビット社は、戦前は輸入車の販売を手掛けていたとか。戦後、一般家庭には高根の花だった自動車が普及する前の一時期、ラビットスクーターを販売していたとか。

でも、よく見ると、一階は外食チェーン店の「なか卯」。そのミスマッチが面白く、昨日の朝食は、こちらでいただきました。

妻と二人で、五百円ちょっと。もし最安の朝食セットだったら四百円だったところです。ずいぶん安くついたものです。

左右のステンドグラスには、戦前のものらしい自動車が描かれていて、他の「なか卯」とはかなり雰囲気が違います。でも、若者たちは、スマホをいじりつつ、黙々と食事に食らいつき、ごく普通に去っていきます。

入口の中央には、珍しくも、タイヤのステンドグラス。

おもしろいなあ、京都って。

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