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平成の虚無僧一路の日記

佐倉市「国立歴史民俗博物館」に行ってきました 

2012年12月17日 外部ブログ記事
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12/16 千葉県佐倉市にある「国立歴史民俗博物館」に
行ってきました。小高い丘になっている佐倉城跡に
デ〜ンとそびえ建っていました。とにかく広い。

それにしても「国立」の博物館がなんでこんな辺鄙な
(失礼!)所にあるのでしょう。受付で聞いてみたら
「奈良や京都、東京他、いくつかの候補が挙がりましたが、
ここが広い国有地だったので決った」とか。

日曜だというのに来館者は10人もいませんでした。
「箱モノ」を造って、維持できず、廃止の対象になり
そうな博物館です。

数ある展示品の中で、私のお目当ては『洛中洛外図屏風』。
第2展示室(中世)のメイン展示物でした。
6曲2双の大きな屏風に、何百人もの人物が描かれています。
人物は2cmほどのサイズですから、そこから虚無僧を
探すのは大変でした。

二人連れの薦僧が 尺八を吹いて門付けしている図の他に、
お寺のお堂にはいって休息している虚無僧もいます。

腰には「薦(こも)」と、「面桶(めんつう)=弁当箱」を
付ける。天蓋と袈裟は無い。尺八は1尺8寸くらいある。

1520年頃の製作といわれているので、薦僧の最も古い絵
となる。僧形には見えないが、薦を持っているから「薦僧」。

薦をもっているのは、他に「巡礼」。
琵琶法師、高野聖、鉢叩き、鉦叩き、傀儡(くぐつ)師
(=人形使い)、猿曳き(猿回し)、按摩は「薦」は持って
いない。乞食も持っていない。ということは「薦」は
虚無僧のシンボルだったのかも。尺八を吹くが「大道芸人」
とは一線を画すものと受け止めらけます。


『洛中洛外図屏風』

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