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陽だまりのねごと

ハチミツ  橋本 紡 著 

2012年10月23日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



ハチミツ橋本 紡新潮社

母親の違う三姉妹。
父親はただいま家出中。
女性の出入りはこの三姉妹の母親だけではなかった、今も誰かと進行中かもしれないと言うタイプ。

しっかり者のキャリアウーマン長女、
成績は良かったけれど社会性に問題ありか?どこかおネジがゆるんだアバウトな次女、
物事にとらわれない父親のDMAも感じる天然な杏で料理好きな女子高生の末っ子
三姉妹にはそれぞれ母親のDNAも関係しているか、
個性豊かに生きて恋愛も三模様に描かれている。

誰が父親かわからない次女の妊娠を丸ごと受け入れて
生まれて来る子を育てようと言う懐の広い風通しのよい家族関係。

真ん中に家族で囲む食事が丁寧に描かれている。
手抜きの時は手抜きで、ひと手間かけるとこはしっかりかけて。

食べてくれる人があって、はじめて生きる家庭料理。
血のつながりもファミリーにはそう関係がないのかな?とふと思わせる。
同じ釜の飯。
学生時代の寮仲間は何十年経ってもどこか身内の感じが確かにする。
集って同じおいしいものを食べる。
それも外でなくお家で手料理で。
これも仲間意識が生まれる。
夫が存命中は幾家族も手料理を持ち寄って、狭い家でホームパーティと言うより宴会をやった。
思えばこのメンバーが自宅通夜で泣いてくれ、葬儀でも親族以上に身近に感じた。

軽いタッチで世間の常識をさらっと斬って読後感の良い小説だった。
今、ニュースを点ければ
まったく逆バージョンの身の毛もよだつ事件が報じられている。


     まな板の音消え家庭壊れだす (みかん駄句)




読み終わって、
ひさびさに自分のためにきっちり料理がしたくなった。

しかし…川柳作らねばと思うと、料理の読書のと…違うことに集中してしまう^^;
明日、土曜日の大会のために勉強会を仲間すると言う。
「しなくていい」「時間がない」と言ったにも関わらず、
私に合わせた仕事が終わった夜に集合時間設定。
句なくして、勉強会にはならず…どうでも今晩中に今から〜絞り出します






    本日歩数   7,451歩 (ウォーキングお休みzzz)



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