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雑感日記

大阪都構想から思うこと 

2010年07月11日 外部ブログ記事
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いろんな物事の発想は、既成概念に捉われない自由なものであるべきです。

現役のころ、世界のいろんな国を見た実感から言うと、
日本という国は、世界の中で見ると、非常に特殊な国だと思いました。

それなのに、常に日本人の発想は『自分たちの方からの発想、基準』からのものの見方で、
それに合わないと『おかしい』などと言ってしまいます。
本当は、日本がおかしいのではないかと、よく思ったものです。


★大西宏さんのブログは、こんな指摘です。

『大阪都構想』に関するものですが、その中から規模の部分を抜粋してみると。

『「大坂都構想」、橋下知事は、大阪市を吸収して行政の一本化を進め、大阪府を組み換え、アジアの経済の中心地にしたいという発想です。
もう一方の平松市長は、広域行政組織「関西広域連合(仮称)」に、政令市で初めて正式参加の意向です。

まず『大阪市』のGDPは22兆円。この22兆円はなんとフィンランドに匹敵する経済規模で、世界35位あたりです。

『大阪府』は、GDPが39兆円で、ベルギーについで世界21位です。

『近畿2府4県』で見ると、GDPは82兆円で、なんと韓国を抜き、世界13位です。

それだけの規模の経済をもった地域が、お上の意向でしか動けない、経済や政治で独自性が持てないというのも不思議なことだと感じます。
ひとつの国に匹敵し、十分に世界のなかで競争できるだけの規模があるのですが、実際には、情報発信機能も弱く、また産業転換が進まなかったこともあり、元気がありません。』


★大阪は、本社がみんな東京に移ってしまってダメだとか、
地方では、地方の過疎化が、当然のように言われますが、基準としている東京や都会の過密のほうが異常なのだと思います。

過疎だと思っている四国でも、世界の基準からみると『過疎』などとは決して言えないはずだと思います。

橋下さんの言うように、
地方の各自治体が、もっと独自性を持った展開をすれば、おのずから、その道は開けるのではないか?

そんな気がします。
そういう意味で、大阪の橋下さんや、佐賀県武雄市の樋渡さんなどは、
発想が自由で、日本ではユニークで面白いと思っています。


★戦後の焼け野原から、世界でアメリカに次ぐ経済大国にまでなった日本ですが、
そのベースになった『護送船団方式』などの基本システムが、旧く機能しないものになってしまいました。

その時点では、戦後という特殊な環境でしたから、特殊なシステムが機能したのだと思います。
世界のレベル以上になった現在、日本人はもう少し世界の基準で物事を考えることが必要かなと思います。

多いとか、少ないとかすぐ数などでの比較に走ってしまう単純発想から、
もっと質的な豊かさや、独自の目標に向かって進む『生きがい』など、
より高度な目標を持つべきなのでしょう。

物事の発想も、日本独特のものだけではなしに、世界基準での発想をすべき時代になっているのだと思います。




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