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たかが一人、されど一人

復興予算 

2012年10月19日 外部ブログ記事
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今は昔の話で記憶する人は少ないだろうが、田中彰治と言う代議士がいた時代があった。政治には何の興味も関心もなかった頃だから随分昔のことではある。なのに何故この名前を記憶しているか?彼は既に日本の伝説と化した田中角栄氏と同時代に同じ新潟から選出されていた。それだけであれば記憶に残る筈も無いが、彼がマスコミから政界の「マッチポンプ」なる異名を授けられたことが大きな理由だ。それまでは「マッチポンプ」なんて言葉を聞いたことがなかったので、大変面白いよく出来た造語と思ったのだろう。詳細は分からないが、なんでもこの人は「マッチポンプ」が得意で随分政敵を陥れたらしい。そんな技を得意とするくらいだから、自分でも相当後ろ暗い事を沢山していたようだ。結局最終的には天網恢恢で、お縄を頂戴する羽目になり政界から追放された。当時は初心でものを知らな過ぎたのかもしれない。政治家としては非常に珍しい性格の人と思ったので記憶に残ったのだろう。当時も大人たちは、政治家なんて同じ穴のムジナで50歩100歩と見ていたのだろうか?あれから約半世紀、大人を通り越して今政界を見て思うのは、政界に蠢く人種「政治家」とは一体なんだろうと言う疑問ばかりだ。確かに全員我々が選挙で選んだ人ばかりである。投票に当たっては、なにも分からずやみくもに名前を書きました、義理で書きました、お金を貰ったりしたので書きましたなんて人もいるだろう。そんなことは全部ありでも仕方ない。だから政治家は悪い人だなんて言いたくない。問題は政治家の性質である。家で婆さんと政治家の資質について、歴史を知らなすぎるとか、日本語を知らないとか誰彼かまわず悪口を言って喜んできたが、それ以前の問題である。誰を見ても根っからの虚言癖(一種の病気らしいが)か相当性格が悪いように思い始めている。国会に屯する全員が冒頭に書いた田中彰治氏と変わるところのない悪人かもしれない。今は復興予算の使い道について問題になっていることが誰かのマッチポンプと言われているが、その限りではないだろう。「嘘をついてはいけません。」と厳しく責められているのは総理大臣だが、古来ただ一つ嘘をついても善いとされたことで責められるのもおかしな話だ。そんな嘘以外にもっと責められるべき嘘が沢山あるだろう。原発事故に関する事を書きだしたらきりがないが、そもそも復興庁なんて役所を作ること自体が、復興を非能率・非効率の始まりであることを指摘する人が多い。ただでさえ縦割りで省益に頼る役人の世界に、僅か300人規模の小役所を俄か仕立てをしたので、現地被災者には相当な不都合が発生しているそうだ。実に容易に想像できる。兎に角昨今国会を巡る報道に関しては首を傾げざるを得ないことばかりだ。根性のねじまがった嘘つき同士が己を棚に上げ、極めて低次元の事柄で互いに罵り合うのはいい加減でやめて、東北地方の復興を真剣に考えてもらいたい。現在ほぼ10年と予定されている復興だが、スーパーゼネコンにプランから丸投げすると5年で片付くだろうとの記事を目にして考えた。

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