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精神科ER――緊急救命室   備瀬哲弘 著 

2012年05月23日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



精神科ER――緊急救命室 (集英社文庫)クリエーター情報なし集英社

ずっと我が家で積ん読だった。
自殺を図った人、暴れて警察から移送された人、自傷行為が止まらない人…
運び込まれた時の壮絶さ。

まず人権が守られて、治療開始される。
結果的には日常生活に戻って穏やかな暮らしが取り戻せるまでを短いページ数で完結している。
通勤電車の往復で1話2話づつ読んでゆくのにちょうどよかった。
必ず落ち着いた方向で終えてある。ハッピーエンドも安心感で読みすすめた。

数ページ読んでは飽きていたのは、途中に挟んである
いろんな説明コラムの所為だったかもしれない。
治療への誤解を解きたいというか、ちゃんと素人に知ってもらいたい思いからか?
鍵のかかる部屋や拘束帯のついたベッドやETC(電気けいれん器機)の写真入り。
昔、昔の人権無視の時代のイメージを払拭したい、
これが患者さんにとって一番いい方法だと分かり易い解説。

患者への優しい目線に和めた。
新米医師の頃、患者を我が子のように救おうと苦悩して、医師としての間の取り方を学習したり
なにげない会話の「おかしい」と言う言葉に患者への侮蔑を嗅いで
患者に成り変って怒る著者。

世に蔓延する精神病へのいわれのない差別観は哀しい。
胃潰瘍の人ほどの精神病患者が居ると聞う。
珍しい病気ではない。

あまり聞いた事のない精神科救急は、都知事の発案で東京からスタートしたそうな。

発達障害の患者についても書かれていた。
  100人に1人は居る病気であり、
  現時点、安定した生活を送ってゆくための適切な対応を行っているところはない。
と、結ばれていた。


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