メニュー

最新の記事

一覧を見る>>

テーマ

カレンダー

月別

たかが一人、されど一人

極楽トンボ 

2012年05月14日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

今日あるところで質問を受けた。「世界で一番お金持ちの国ってどこだと思いますか?」「アラブの産油国のどこかじゃないの。」と答えたが「そうは言っても、UAEなんかでも結構大変そうじゃありませんか。」と言う。実のところアラブ産油国てどんな国があるか詳らかではない。勿論UAEの何が大変かもよく知らないし、どこがお金持ちかなんて考えたことがなかったので、極めて無責任、いい加減に答えただけだった。反省しながら考えてみると面白い質問だ。知らないから何とも言えないが、本当のところはどこの国だろう?イラクだって産油国だろうが、国民は大変悲惨な状態にあるし、国家財政が豊かなはずはないだろう。経済大国と言われるアメリカや中国は金持ちかと一瞬思ったが、財政破たん寸前と言われるアメリカなんか、とてもお金持ちには思えない。中国に至っては国にどのくらい隠し財産があるか知れないが、国民一人あたりの所得は我が国の4分の1以下らしい。その場で二人の意見が一致したのは「世界中で一番のお金持ちは日本国。だから各国が寄ってたかって、日本の富を簒奪しようと狙っている。」である。落語に出てくる熊さん八ッあんの会話みたいものだから、質問も回答も的を射てなくて当然である。最初の設問が国の豊かさにあったとしても、国家と国民も分けた考えねばいけないだろうし。小さい頃からは想像もできないような豊かさを享受するようになってしまったせいか、誰を見ても「あの人はお金持ちだなぁ」と思わなくなってしまっている。旧友との会合で「あいつの家に行くと、家具と言えばミカン箱ひっくり返したような机一つしかなくてさぁ・・・」なんて昔話が出てくるが、そのあいつなんかも、今やリタイアして郊外に邸宅を構え、ガーデニングに勤しむ毎日らしい。昔は貧乏で、今も相変わらずの貧乏暮しの友人なんてトント見当たらない。子供時代にお金持ちと羨んでいた友人の家にあった物の典型はピアノだ。今やピアノなんぞ処分に困っている人の方が多いのではないだろうか。どう考えても今の日本はこの世のパラダイス。誰もが緊張感を失い、努力しなくなるのは当たり前だろう。少し学のある人からすれば荒唐無稽、異論反論する気にもならぬだろう。でも本気で思っているのだから仕方がない。

>>元の記事・続きはこちら(外部のサイトに移動します)





この記事はナビトモではコメントを受け付けておりません

PR







掲載されている画像

    もっと見る

上部へ