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「ひかりの剣」 「ジェネラル・ルージュの凱旋」  海堂 尊 

2010年03月22日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し


ひかりの剣海堂 尊文藝春秋このアイテムの詳細を見る

ジェネラル・ルージュの凱旋海堂 尊宝島社このアイテムの詳細を見る

どっちもおもしろかった。
ジェネラル・ルージュ速水の原型が『ひかりの剣』では医学生剣士で著されている。
グチ外来の田口も手術室の見学で血を見て卒倒する医学生で登場。
高階医院長もちゃんと剣道部顧問。
同窓会で昔のまんま老けたね、大人になったねと感じる、
あの変わらない性格がしっかり出ている。
『ジーンワルツ』清川との性格の差はここからなのかと読んできた小説が深まる。
しかも、剣道のスピード感と緊急医療現場のスピード感に相まって、スカッとする筆致がピタリと符号する。
どっちが先に書かれたのか、後で奥付きを確かめたら、
ひかりの剣が2008年、ジェネラル・ルージュが2007年。

現役医師のどこに執筆の時間あるのだろう?
作者は超人?
まだまだ物語は続くのね。

いつも図書館の海堂 尊コーナーは空っぽ。
運良く次に出会えたらまた借りてこよっと。
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