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大臣の責任を問うのは当然だけど、今の大臣はみんなガキ大将の顔色を窺うだけの小物ばかり。 -
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残念無念 -
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徒然なるままの思いつきブログ
昔の人はすごいなあ
2012年05月06日
テーマ:テーマ無し
この間読んだ、半藤一利さんの『それからの海舟』からの心覚えです。 山岡鉄舟が、勝さんに言われて官軍の西郷さんと面談に行った日の朝の奥さんとの会話。 『おふさ、ちょっと出てくる』 『行ってらっしゃい』 この後、有名な検問での『幕臣、山岡鉄太郎である。まかりとおる。』となります。 腹の据わりが違うわ。 西郷さんが戦死して、二年後に勝さんが墓を建てた。 それから5年後に、黒田清隆が『南州逝って、すでに7年経ちました。このまま罪人扱いというのも忍びないことであります。同志で相談し、内々に7回忌を営みたいと話し合いましたが、ご意見をお聞かせください。また、墓も建てたいと思いますので、その際には墓碑名などもお書きいただきたいのですが、ご協力をお願いできないでしょうか。』 勝さん。 『墓か、墓なら俺がすでに建てているよ。』 自分がやるべきと思ったことはどんどん進め、それを誇示しない。いいなあ。 明治20年に、子爵になった時の山岡の狂歌。 『食うて寝て働きもせぬご褒美は、蚊族となりて亦血をも吸う』 あれだけの事をやった人にして何もしていないと言い、華族を蚊族になぞらえて庶民の血、税金で食うを茶化しています。昔からなんだなあ。 政治家に一人くらい居るかな、これをまともに読める人。 この時、勝さんも子爵になりましたが、同じく狂歌。 『今までは人並みの身と思いしが、五尺に足りぬ四尺なりとは』 舞い上がりませんねえ、さすが。 昔の教育制度、四書五経のまる覚えを批判する人も多いですが、その教育のお陰でオランダ語、英語、フランス語を解し、外国と交渉し、昨日まで馬にしか乗っていない人が軍艦に乗って日清戦争に勝ったり、していますよね。 外圧と言うにはあまりにもすごい状況です。まさに帝国主義全盛の頃です。今のように、曲がりなりにも国際機関があるわけではありません。 今の状況より、ある意味やばかったし凄かったかもしれません。 すごいわ。 確実に、日本人は能力が落ちています。 やはり、教育制度は考え直す必要があります。 まあ、その前に自分が学習しなおさねばね。
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