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昭和2年生まれの航海日誌

単身赴任生活のチエ (4) 

2012年04月04日 外部ブログ記事
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 強烈な風が日本列島を突き抜けて行った。
東日本大震災で防災の常識を超えた新し教訓も得られたところで
あったが、やはり地震、雷、火事、親父は恐い。

 聊か落ち目にみえた親父の威厳も、遠隔地に赴任した家では、
どえらい存在であったことに気が付いたことでしょう。

 災害、事故に備える、対応することそのものが生きることな
のである。

 防犯についても異なるところがない。そのことについては、
識者に委ねることにしたい。
 庶民的な話をしてみよう。

 ある日の朝
「靴がない」と、航海士の叫ぶような声で眼をさました。
 上段のベッドから、床の上をみると新品の私の靴は揃えた
ままで置かれていた。

 チョト話をしたが、外部からの盗難は考えられず、さても、
不思議なことが起こったものである。

 容疑は乗組員全員にかかっても致し方がない。
 同室の私は、一足のボロ靴でと思っていたが、釈然とした
気分にはなれなかった。

 それから、半か月が経ったころ、警察官が来船して、
「被疑者がこの船から靴を盗み出した,と供述しています」
「はあ、紛失しました」
「二人は熟睡していたので、新品の靴を履いてみたが、大き
過ぎたので、別の靴にしたそうです」

 一件落着した。
犯人は、金品,高価なものだけを狙うのではなく、その時の
都合で、衝動でどんな事態に発展するものか判らない。


 
 「世界中で同一の犯罪はありえない」
と云うのが良く理解できた。

 俺は盗まれるようなものはないと、高を括っていると空巣の
絶好の標的になってしまう。

 犯罪人たちは、干してある洗濯物を見て家族構成、資産の
有無を憶測する能力や恐ろし力を兼ね合わせている。

 よくよく心すべきである。

 
 

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