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陽だまりのねごと

退職者の柔らかい顔 

2010年05月31日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



最後の挨拶に来た。
あの血の気のなかった顔に赤みがさし、
とげとげしい雰囲気が一掃されていた。
何か憑き物が落ちたようなさっぱりした柔らかな別人の顔だった。

確かに日々、どんどん体調が降下してゆく人が相手。
介護疲れや先行き不安の愚痴の土砂崩れもすべて受け入れて聞く。
介護保険はパーフェクトではない。
出来ない相談は婉曲に断るしかない。

笑顔で時にジョークを飛ばすが、
実際のところ明るい話題はどこにもないのだ。

もうこの仕事をしなくて良いことになれば、あんなに明るい顔になれるのか?
働いている我らは、もしかして真逆の顔をしているのか?

先週の水曜日から穴が空いた仕事の穴埋めプラス利用者さん自身のトラブル、
例えば転倒事故などが数件束になってやってきた。
そして仕上げに
カバンの紐が切れ、上司からあらぬ誤解で叱責を喰らった。
帰宅後どうしても体が動かずぼぉ〜っとしていたら、足がつった。
まぁ〜いいや。
ここまで落ちれば後は浮上だろう?
と言うか、主治医やら役所やらに相談に走ったが結果は全部未決で保留。
全部、全部、また明日。また明日っと。

5月が終わった。
退職の日まで後3年と8カ月。指折り数えて待つ。]]>

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