あほー松の人生

あほー松の人生 NO.26 

2018年07月13日 シニア・ナビブログ記事
テーマ:テーマ無し

最初は会社に睨まれるのが怖く、私に対して皆当たらず触らずと言う態度でしたが、もともと封建的会社に反感を抱いている工員達が、一人、二人と私の話を真剣に聞くようになって来ました。

そして組合結成に賛同して印鑑を押してくれる人がポツリポツリと増えていきました。

その結果、又労務課から呼び出しがかかり、常務が『折角、君は見所のあるやっちゃと思って特別に給料まで上げてやったのに君は労働組合結成をもくろんでるそうやないか・・』と詰問しました。

私は何も隠さず、正々堂々と労働組合結成は労働組合法によるもので、労使敵対するものでなく、企業が更に発展するために避けて通れない関門である事。

封建的企業経営を打破し、労使共に躍進するために不可欠なものである事。
労働組合が結成された企業ではさらに発展している企業が多い事など論陣を張りました。

常務は労務課長に『君、今彼の言うたこと理解出来るか?そう云うてもな〜社長の耳に入ってみろ・・・えらいこっちゃぞ・・・』と云い『まあ、課長あとはあんばい頼むワ・・』と分かったような分からないような、あいまいな事で終わりました。

当時の常務は「チョコマン」と言うニックネームで通っていた。彼は大阪奇術協会の理事をしており、手品が得意で、当時のお笑いの吉本ともつながりがあり、労働組合が結成され、団体交渉の席上で緊迫すると、よく手品を披露して我々を煙に巻いたことも多々ありました。(笑)

また年1回の会社創立記念日には従業員並びにその家族などの慰労を兼ねて吉本の芸人、藤田まこと、アホの坂田、のちに大阪府知事になった横山ノックの漫画トリオなど呼んで盛大な演芸会を実施していました。
藤田まことはのちにいい俳優になったのはご存知の通りです。
このもよほしが、会社がとっていた唯一の従業員の不満を解消する懐柔策でした。この担当がチョコマンこと○○常務でした。続く・・・


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