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作品名 ローマの教室で〜我らの佳き日々〜 評価 評価評価評価評価(4)
タイトル イタリア的なるもの・・・?
投稿者 ワーニャ 投稿日 2014/08/25 17:11:35

偶然にもローマを舞台としたイタリア映画が相次ぎ公開されています。1本は『グレート・ビューティー 追憶のローマ』。そしてもう1本が、感想を以下に書く『ローマの教室で〜我らの佳き日々』です。
この2本、同じローマでもそこに描かれた内容は全く異なります。前者はリッチなインテリ小説家の倦怠感漂う日々を、美しい映像で2時間40分にわたって見せつけられた、という印象でしたが、後者はとある公立高校を舞台に現在の教育が抱える様々な問題や矛盾、教師たちの限界などをさらりとエッセイ風に描いています。
後者の作品で面白かったのは、描き方が決して深刻に陥らず、ラストも無理に結論づけていないこと。このあたりが、いかにもイタリア的/ヨーロッパ的で良かったです。
このように同じ街をドラマの背景としながら、かくも内容を異にする2作品ですが、両作に共通していると感じられた点もあります。それは、「情熱を喪失した老いた男」という愚かな生き物は賢き女性たちによってしか再起できない、ということ。これもまた「イタリア的」と言っていいものか? はたまた、単なる「女性への甘え」なのか? このあたりもこれからご覧になる人たち、特に女性の方々のご意見を伺ってみたいと思いました。

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