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小春日和♪ときどき信州

本・薬丸岳 「悪党」 

2011年12月27日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



                      図書館本 

          

 内容(「BOOK」データベースより)
自らが犯した不祥事で職を追われた元警官の佐伯修一は、今は埼玉の探偵事務所に籍を置いている。決して繁盛しているとはいえない事務所に、ある老夫婦から人捜しの依頼が舞い込んだ。自分たちの息子を殺し、少年院を出て社会復帰しているはずの男を捜し出し、さらに、その男を赦すべきか、赦すべきでないのか、その判断材料を見つけて欲しいというのだ。この仕事に後ろ向きだった佐伯は、所長の命令で渋々調査を開始する。実は、佐伯自身も、かつて身内を殺された犯罪被害者遺族なのだった…。『天使のナイフ』で江戸川乱歩賞を受賞した著者が、犯罪者と犯罪被害者遺族の心の葛藤を正面から切り込んで描いた、衝撃と感動の傑作社会派ミステリ。

 犯罪被害者家族が加害者が出所後どうしているか、知りたくて探偵事務所を訪ねてくる。その結果・・・

被害者の家族であれば、復讐 の文字が浮かぶでしょ。私もきっと悔しいけれど浮かぶだけの側。

加害者が刑期を終えて反省しまじめに働いていこうと思ってもなかなか社会が許さない。これもまた切ないです。では、そういう人がお隣に住んだとしたら?と考えると・・・そんなに大きい人間じゃないから。

加害者の人権は保護されるのに被害者にはマスコミがたかる・・・どんな娘さんでしたか?普段の服装は?・・・来た来た!乗っちゃダメ!・・・普通です。でいいじゃない。・・・とくに派手だったとか?・・・余計なことはべらべらしゃべらない。よく知らないんでしょ?

被害者なのに何?これ? マイクを向けられ得意気に話す近所のなんとかには飽きれる。ご丁寧に写真や名簿まで差し出す人間も・・・

こんなことが起きている・・・薬丸さんの作品を読んでいると、毎回 考えさせられます。

更生って・・・何をもっていうんだろう。

家族って・・・何より大切なもの。

終わりにホッとできてよかった。

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