Polyglotに憧れて

アップルミュージッククラシカルを試してみて 

2024年01月27日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し


   アップルミュージッククラシカルを試してみて2021年8月、アップルはクラシック音楽のストリーミングサービス(Primephonic)を行う企業を買収しました。このサービスとアップルが運営しているアップルミュージックを融合し、新しいクラシック音楽のアプリを提供する目的のためでした。アップルミュージックの中にもクラシック音楽はたくさん入っていますが、検索しづらいと感じていたので、新しくアップルが提供する予定のクラシック音楽のアプリを長い間、楽しみに待っていました。それが今月24日、ついに日本でも公開されました。早速ダウンロードして使ってみました。 新しいアプリはアップルミュージッククラシカルという名前です。従来のアップルミュージックとは別のアプリとなっています。別のアプリですが、Apple Musicを契約していれば利用できます。このクラシック音楽のアプリを開き「見つける」の「カタログ」をクリックします。すると、「作曲者」「時代」「ジャンル」「指揮者」「オーケストラ」「ソリスト」「アンサンブル」「合唱団」と、8つのカテゴリーが表示されます。 「作曲者」をクリックすると、すべての作曲者が表示されます。表示の順番は、「人気」(デフォルト)「名前」「生まれた年」および「フィルタ」を選ぶことができます。フィルタを選ぶとジャンルと時代でフィルタをかけられます。次に作曲者を選ぶと人気作品と最新アルバム、そして、全ての作品を見ることができます。例えばベートーベンを選んでみると、全ての作品として400件が表示されます。並び順は「人気」「作品名」「作品番号」「キー」および「フィルタ」を選ぶことができます。フィルタを選ぶとジャンルが表示され、管弦楽、室内楽、声楽、舞台作品、ソロインストゥルメンタルから選択できます。 ベートーベンの交響曲第9番だけでも605の作品が収納されています。表示の順番は「人気」「名前」「リリース日」「期間」を選ぶことができます。それでも多いので、この中から検索することができます。  このアプリの登場によって、同じ曲の異なる演奏、レコーディングの比較が容易になります。様々な観点から曲を検索できるので、これまであまり注目されてこなかった演奏に光が当たるかもしれません。これまであまり聴かれていなかった曲に人気が出るかもしれません。 例えば、「時代」をクリックすると、「中世西洋」から「21世紀」まで8つのカテゴリーに分かれています。「中世西洋」をみると、ビンゲン、マショー、アルフォンソ10世といった作曲家が紹介されていますが、私はその名を聞いたこともありません。ビンゲンをクリックすると、中世において最も際立った創造性を発揮した人物で、作曲だけでなく、修道院長として予言、奇跡をおこなったなどと記されています。ビンゲンの作品として82曲が収録されています。 「21世紀」をクリックするとエイナウディ、イェイロ、久石譲などが紹介されています。久石譲をクリックすると「千と千尋の神隠し」「ハウルの動く城」「もののけ姫」など88件が収録されています。クラシック音楽だけでなく、映画音楽も含まれています。 上記で紹介した以外にも、プレイリストの項目や楽器の項目があり、それぞれ、異なる観点から色々な曲を紹介しており、様々な角度からクラシック音楽を楽しむ工夫がなされています。 今週、日本で公開されたばかりなので、まだあまり知られていないかもしれませんが、とても使いやすく、クラシック音楽のファンならぜひ試してほしいアプリです。iphoneのユーザーでない人も、クラシック音楽の好きな人なら、このためだけにiphoneを契約するだけの価値があると思えるほどです。まだ試していないアップルユーザーは是非一度お試しを。 

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