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映画が一番!

ドライビング Miss デイジー 

2023年02月27日 ナビトモブログ記事
テーマ:ドラマ

映画ファンの皆さん、今日は〜!

今日の映画紹介は,
『ドライビング Miss デイジー/Driving Miss Daisy』。
BSプレミアムで2023年2月27日(月)21:00〜放送。

アカデミー作品賞など4部門受賞。
主演女優賞に輝いたジェシカ・タンディ演じる
ユダヤ系の老婦人と、モーガン・フリーマン演じる
黒人運転手の友情を描く心温まるヒューマンドラマ。

原作戯曲・脚本はアルフレッド・ウーリー。

キャッチフレーズは、
”変わらぬ友情。大切にしたい想い!!”。

1948年、夏。
長年勤めた教職を退いたユダヤ系老婦人の、
デイジー(ジェシカ・タンディ)。

ある日、買い物に出かけようと愛用のクライスラーに、
乗り込むが、運転を誤り隣家の垣根に突っ込んでしまう。

母の身を案じた息子の
ブーリー(ダン・エイクロイド)は
彼女に対して運転手を雇うように薦めるが、
デイジーは聞く耳を持たない。

そんなデイジーの元に初老の黒人男性、
ホーク・コバーン(モーガン・フリーマン)が
運転手として雇われてきた。

しかし典型的なユダヤ人で、元教師のデイジーには、
運転手なんて金持ちぶっているようで気性が許さなかった。

どうしても乗車拒否を続けるデイジーは、
黙々と職務に励む飄々としたホークの姿に根負けし、
悪態をつきながらも車に乗ることになる。

こうして始まったデイジーとホークの奇妙で
不思議な関係は、1台の車を通じて、
やがて何物にも代えがたい友情の絆を生み出してゆく。

いやぁ〜、良い映画ですね。
二人の老女と老男の淡々と、
25年の歳月を描いただけの映画です。

当時、観たときより、今、観ると、
自分が彼等と同じ、黄昏の時にさしかかった今、
共感する場面は多々あります。

撮影当時、80歳のこの舞台女優のジェシカ・タンディの、
老いても、高貴なたたずまいと新鮮な感性。

又、老いても、悪あがきせず、淡々とした生き方の
モーガン・フリーマンの円熟の演技は素晴らしいです。

書画・詩文に「枯淡」の言葉があるが、本作は、
この「枯淡」が似合う映画だなぁと、思ったことでした。

ラストシーンで二人が手をつないで、
認知症のデイジーが、ホークに、
”You are my best friend"の言葉に、
涙腺が緩みました。

監督は『テンダー・マーシー』、『ダブル・ジョパディー』の
ブルース・ベレスフォード。
第62回(1990年)アカデミー賞作品賞、
主演女優賞(ジェシカ・タンディ)、
脚色賞、メイクアップ賞受賞作品。



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