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ジャイアンツ 

2023年02月15日 ナビトモブログ記事
テーマ:ドラマ

映画ファンの皆さん、おはようございます!

今日の映画紹介は「ジャイアンツ/Giant」。
BSプレミアムで2023年2月15日(水)13:00〜放送。
伝説のスター、ジェームズ・ディーン最後の作品。

「ジャアンツ」と言えば、私はすぐにテーマ曲と共に
ジェット・リンク役のジェームズ・ディーンを
思い浮かべます。

前半の若き牧童と後半の年老いた大酒飲みの大富豪を演じ、
自分の登場シーンを撮り終わった1週間後に24歳の若さで
自動車事故で死亡。

あの上目遣いの眼と、恥ずかしそうな表情が印象に残ります。

原作はエドナ・ファーバー。
彼女が書き終えるのに12年間かけたベストセラー小説を映画化。

他にも「ショウ・ボート」、「シマロン」、
「大自然の凱歌」、「サラトガ本線」などの、
作品の多くが映画化されています。

”何がテキサスだ。俺に何をくれた、何もくれなかった。
俺は汗にまみれ、そこから奪いっとった 
大地の中から俺は富を奪いとった。”の、
ジェットのこの言葉が彼の生き様でした。

時は1920年代、テキサス州で大牧場主の
ビック・ベネディクト(ロック・ハドソン)は、
東部の名門・リントン家の
次女レズリー(エリザベス・テイラー)と結婚。

開拓者3代の歴史が刻まれたベネディクト家には、
ビックの姉ラズ(マーセデス・マッケンブリッジ)と
家族同様の扱いを受けている
牧童のジェット(ジェームズ・ディーン)がいた。

ラズが事故で亡くなり土地を譲り受けたジェットに
ビッグは農地が分割されることを嫌い、
その土地を買い取ることを申出る。

だが、ジェットは油田ブームの到来を知り、
自分の土地でも石油が出ると信じ、土地を抵当に資金を作り、
その土地に賭ける。資金が底を尽きかけたとき、ついに
油田を掘り当て大金持ちになる。

そして第二次世界大戦が勃発。
大富豪になったジェットは
地方の名士の仲間入りを果たしていた。

舞台をテキサスとして、何もかもが巨大なテキサスと、
人種差別や家族の問題、そして、対立をテーマに
展開する壮大な物語。

3時間20分という上映時間でも長さを感じさせない
ストーリーの組み立ては原作に寄るものでしょうね。

この映画のテーマ曲は大好きです。
今でも気分がいい時?はハミングしています。
♪なつかしテキサスよ、思い出のリオ・グランデ。
 いつもやさしく微笑んで、
 なぐさめと勇気を与えてくれる。
 山よ川よ星の光 恋しテキサス
 あたしのテキサス ふるさとの夢よ♪

口笛が素敵な、この動画がいいです。
https://youtu.be/3CBQCIxMiks 
あぁ〜!、いい曲だなぁ〜!

音楽を担当した、ディミトリー・ティオムキンは
ロシア出身の作曲家で、数々の名曲を残していますね。
「真昼の決闘」の”ハイ・ヌーン”に
「アラモ」、「ナバロンの要塞」等も題名と共に、
映画の内容よりメロディーが、先にテーマ曲を思い出します。
いい仕事をしています。

タイトルの「Giant」は広大なテキサス州を
意味しているのでしょう。
又、劇中にもこんな台詞があります。
「Sometimes any man can be a giant . . .」。
(時として、人は誰でも巨人になれる)
意味深ですね。

大牧場が石油産業という時代の変革の流れに
押し流れつつ土地を取られていく。
時代という流れの中で、 今迄は弱者だった者が、
いつの間にか強者となり駆逐していく。

”盛者必衰の理をあらわす ”の言葉通り、
昔も今も同じです。

ロック・ハドソン(28歳)、エリザベス・テイラー(23歳)、
ジェームズ・ディーン(24歳)と皆、若くて輝いています。

1956年(昭和31年)制作。
監督のジョージ・スティーブンスは
アカデミー賞の監督賞を受賞。



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